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絆 ページ30
光黄Side
怜生が帰ってきたと喜ぶ俺たち。
に対して…
佐藤は、
佐藤「お、お前！あの最高傑作の爆弾をどうやって。。。」
動揺している。
怜生「風男塾のこと、何で知ってかは知んねぇけどなぁ、甘く見過ぎなんじゃねぇの？ほんと、あんたって何もわかってないんだねぇ？」
宙「さすが、元実験爆弾処理班のエースですね。」
怜生「あったりめぇだろ？俺があんな簡単な仕掛けに気付かないなんてことが有ると思うか？1つに付き1分もかからないよ。」
怜生がそう言った。
すると、今まで動揺していた佐藤の口角が急激に上がった。
佐藤「何個壊されようが、俺には関係ない。こっちが壊される前に爆破すればいいんだよ。」
そう言ってさっきまでもてあそぶようにして触っていた爆弾の起爆スイッチを押そうとする。
本当にヤバいかもしれない…
そう思った瞬間。
パァン))
良い音が工場内に響き渡り、
何か硬いものが工場の床に落ちる音がした。
音の発生源である横を見れば…
スコープを覗いて、ニヤニヤと笑う健水。
健水「ほんまにさぁ？一回で学習したらどうなん？何もわかってないって、さっき教えてもらったんとちゃうんか？」
そう。
どれだけ遠いところから狙ってもコインを正確に打ち抜けるアイツにとって、犯人の手の中にある起爆スイッチを撃ち抜くことはいとも簡単なことなのだ。
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