今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:8,004 hit
小｜中｜大
・ ページ19
真咲Side
相変わらずすごい。
話しながらだったのに…
本当にマッハで犯人を特定していく。
健水「こいつや。佐藤ってやつ。数年前に爆弾不発させた時はイライラしとったって言ったみたいやけど、その事件の2カ月前にこいつの工場潰されとる。○△株式会社いう会社にな。ほんで、この○△会社はJRの電車の部品を作っとる。」
この説明で、俺やみんなの中にあった疑念が確信に変わったみたいだった。
今までは、こいつがどうして東京駅にこだわるのかがわからなかった。
しかもビビッて、旧駅舎なんかに仕掛けて。
でも、これではっきりした。
光黄「やっぱり、恨んでるのは人じゃなくて会社だったんだね。それじゃ、次の爆破場所は○△社の工場か東京駅そのものか。二択だね。」
犯人は微分の会社を倒産に追い込んだ企業の建物を狙っているのか？
それとも、その企業が製作に携わった建物を狙っているのか？
どっちなんだ？
でも、どっちにせよ○△会社の人には一回も手を出してない。
どうして？
どうして人じゃないんだろう？
そんなまわりくどいことしなくても、いくらでも方法はあるはず…
どっちにしろ、捕まるわけだし。
健水「あった。工場。でも…」
健水くんが地図上で指をさした場所。
そこにあるのは、犯人が爆弾を作った自分の工場だ。
なんでわざわざ？
普通、壊したい建物の中で爆発物って作るものなのか…？
まだまだ…
不思議なことが沢山ある。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
