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「ひーくん、いつもご飯ありがとうね。
いくらだった？」
「、、、Aもういいよ。」
「どうしたの？
ひーくん、今日様子変だよ？
連絡気づかなかったから？
それは、ほんとにごめんなさい」
「違う」
「言われないと分からないよ。
私何かしちゃった？」
「俺なんかに構ってないで
阿部や山田くんのところ行けば？」
照が思うより冷たい声で言い放つ。
「なんで？亮平くんと涼介なの？
全然分からないよ」
Aは照の手を取り、
目を合わせようとするが
照はその手を
咄嗟に振り払ってしまった。
「だからっ！俺に近づいたのは
あいつらに会いたかったからだろ？！
会えたんだから、
行けばいいじゃん。」
しまった。と思った時には
もう遅くて
Aの方を見ると
振り払われた手を見つめ
固まっていた。
「ごめん、帰るわ」
それだけ言うと、照は
部屋を出ていった。
追いかけようとすることさえも
拒絶するように
扉はAの目の前で閉まった。
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作者名：プポプポ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/
作成日時：2020年5月21日 0時
