EXOの長男 10

楽しみ 6 ジョンデside ページ35

ﾐﾝｿｸ「そして、ジョンデヤとベッキョナが候補生に合流したんだ」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『もしかして、オレ達が…』

ﾐﾝｿｸ「だから、早まるなって！
いいか？先に言っておくが、コレは誰のせいでもないんだ！
もちろん、お前とベッキョナのせいでもない！」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『でも、オレ達が…』

ﾐﾝｿｸ「いいから、ちゃんと話を最後まで聞け！！」




ミンソギヒョンに言われて、我に返った

じゃなきゃ、モンモンと自分を責めたと思う




ﾐﾝｿｸ「確かに、あの時はイヤな考えが脳裏を横切った
ギョンスヤ、ジョンデヤ、ベッキョナにA…
メインボーカルが多すぎる
遅れて合流した2人は、この時期に合流してきたんだからデビューがほぼ決定だろう
そして、Aだけがティーザーを撮っていない…
もしかしたら、Aは落とされるんじゃないか？って…
A自身も言っていた…
オレは無理だろうな、って…」




もし、オレがAヒョンの立場でも同じことを思ったと思う…




ﾐﾝｿｸ「けど、Aもティーザーの収録が行われた
イコール、Aのデビューが決定付けられた
けど、蓋を開けてみるとメインボーカルではなく、サブボーカルとしてだった」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『オレ達が…』

ﾐﾝｿｸ「だーかーらー！！！！」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『すみません…
最後まで聞きます…』




ついつい気持ちが焦ってしまう…

色んな事の結末を知りたくて…




ﾐﾝｿｸ「コレは、ある人から後々に聞いた話なんだけど…
あの時、AはEXOとしてデビューする予定ではなかったらしいんだ」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『え？』

ﾐﾝｿｸ「初めは、もちろんAをEXOとしてデビューさせる予定だったらしい
けど、ジョンデヤとベッキョナと言うメインボーカルが加わった事でAのデビューは白紙になったんだとさ」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『は、白紙に！？』

ﾐﾝｿｸ「Aの歌唱力は確かな物だから、何も無理にグループとしてデビューさせなくてもいいんじゃないか、って」

ｼﾞｮﾝﾃﾞ『え？それって…』

ﾐﾝｿｸ「BoA先輩みたいに、1人でのデビューの方向で話が進んでたらしいんだ」




AヒョンのEXOとしてのデビューが白紙になったと聞いた時は頭の中が真っ白になったけど、デビューの話が消えていなかった事にホッとした

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