EXOの長男 6

思わぬ所で 1 ページ8

〈すみません…〉

ｶｽﾞﾏ〈はい？〉

〈お席を移動して頂いてもよろしいですか？〉

ｶｽﾞﾏ〈？はい。いいですけど…〉




注文したビールが来たのかと思ったけど、どうやら違った

席を移動して欲しいと言われ、移動したのは少し広めの個室




ｶｽﾞﾏ〈へぇ。個室もあるんだ…〉

〈失礼します〉




個室の部屋に移動すると、注文したビールを持った女性店員が現れたんだ




〈お席を移動して頂いてすみません…〉

ﾕﾘﾔ〈いえいえ〉

〈あの…EXOのAさんですよね？〉

《え？あ、はい…》

ｶｽﾞﾏ〈ああ、Aを知ってるんですか？〉

〈実は私、トンペンで…
なので、Aさんも知ってたんです…〉




一部のトンペン、東方神起先輩のペンの間ではオレとミンソクがトンペンであることは有名らしいwww

だから、彼女も知ってたんだろう




ﾕﾘﾔ〈だから、個室に移動させてくれたってワケね♪〉

〈それもあるんですけど…〉

ﾄｼﾔ〈他にも何か？〉

〈今、ちょうとBTSの方々もご来店中なんです…〉

ｶｽﾞﾏ〈え？BTS！？
って防弾少年団だよね！？〉

〈はい。なので、店内も店の外もARMYの方々が多くて…〉

ﾄｼﾔ〈それで女子率が多いかったのか…〉

ｶｽﾞﾏ〈言われてみれば、店の外にも女の子達が多かったもんな…〉




と言うことで、もしかしたらオレの存在もバレて、オレ達がゆっくり出来ないんじゃないかと思ったトンペンの女性店員さんが気を利かせて個室に通してくれたらしい

ありがとうございます！！





〈これ、ささやかですけど、私からです〉




そう言って出してくれたのは生ハムとチーズの盛り合わせだった




《すみません！！
気を利かせてくれて、なおかつコレまで…》

〈いえ、生でEXOのAさんを見れて、お話出来て、私にはそれだけで十分すぎるプレゼントですから♪〉




そう言って彼女は仕事に戻って行った




ｶｽﾞﾏ〈A様々ですな♪〉

ﾄｼﾔ〈Aを知ってる人には、利用出来るなwww〉

《お前ら…ちょっとは彼女を見習えよ！！》

〈〈あざーっす！！〉〉

《おいっ！www》

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