24話 やばい ページ30
東雲、いや、如月A、ただ今人生最大のピンチに見舞われております
鬼道「……」
東雲「……」
春奈達が出て行ってから、ずっと無言の威圧をかけてくる鬼道。
怖い怖い怖い!!
鬼道「…東雲。お前は何を隠している?」
東雲「…何の事?」
ほらっ来たー!
絶対来ると思ったこの質問。
ゴーグル越しの紅い瞳が僕を捉えている為、僕は目を離せそうにない。
はぐらかして、鬼道の答えを待つ。
鬼道「まず…明らかに昨日と態度が違う。
木野や春奈に対して目も合わせないし、返事も素っ気なかった。
次に、さっきからずっと動揺しっぱなし。
さあ、理由を説明して貰おうか」
…鬼道、お前探偵になったら?←
馬鹿野郎!そんな悠長なこと言ってられる状況じゃねえ!!
考えろ…考えろ"俺"…ッ!
東雲「……別に…寒かったし、寝起きだったからな。仕方ない事だと思うが?」
鬼道「……ほう…?」
苦し紛れに言い訳する。
さて…通じるか……
鬼道「…そうか。なら良い。悪かったな、早く治せよ」
東雲「あ、ああ…」
不思議だな…絶対食いついて来ると思ったのに。
鬼道が出て行った後、再び僕はベッドに横になる。
瞬間起き上がった←
東雲「みんなの事…調べなくっちゃ」
ベッドから出て、静かに裏口からキャラバンへ向かう。
何故裏口を知ってるのかって?
超次元だからさ!←
よっし、パソコンゲーット…
瞳子「そこで何をしているの?」
東雲「(ドキッ」
やばい…
恐る恐る振り返ると、そこには瞳子監督が。
瞳子「聞こえなかった?そこで何をしているのか聞いているの。」
更に視線を冷たくして聞いて来る
それなら、逆に…
東雲「…僕は思い出したよ、"姉さん"」
瞳子「!!!…記憶が戻ったの?A…」
東雲「うん。」
姉さんは一瞬昔の様に柔らかく微笑む。
が、次の瞬間に顔を引き締め、また真顔になって聞いてきた。
瞳子「A、改めて聞くわ。貴方は…
東雲「…ッ僕は……」
ツラい。
家族を裏切ることになるのが辛かった。
しかし、仕方ない。
みんなの目を覚まさせる為に…
東雲「___反対だよ」
瞳子「…そう、良かったわ。」
貴方のやり方は間違ってるよ、父さん。
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます! (9月1日 0時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ〜〜そうなんですか!? 恐縮です、ありがとうございます…! ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして!この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時:2017年9月8日 18時