15話 吹雪の参加 ページ20
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
監督が手を叩いて注目を集める。
瞳子「はいそこまで!」
瞬間、吹雪の髪や瞳が元に戻り、雰囲気もまた柔らかくなる。
…これは、調べ甲斐がありそうだ(ﾆﾔｯ
円堂「凄いぜ吹雪!!あんなﾋﾞﾘﾋﾞﾘくるシュート、俺感動した!」
吹雪「僕もだよ。僕のシュートに触れる事が出来たのは、君が初めてさ」
吹雪の言葉に、円堂は嬉しそうに笑う。
円堂「吹雪!俺、お前とサッカーやりたい!!」
吹雪「僕もさ!君となら…君達となら、思いっきりサッカーやれそうな気がするよ!!」
それを聞いた監督は、吹雪に話しかける。
瞳子「吹雪君。正式に、イナズマキャラバンへの参加を要請するわ。一緒に戦ってくれるわね？」
吹雪「(ﾆｺｯ 良いですよ!」
染岡「…ｸｯ!」
全「!」
突然走り去った染岡を、円堂が追いかける。
あいつの気持ちもわかる。
吹雪が受け入れ難いのは、吹雪だから嫌なんじゃない、豪炎寺じゃないから嫌なんだろう。
だが、そこを乗り越えなければ、強くはなれない。
円堂「今日から吹雪や東雲と一緒に練習だ!」
次の日の朝。
染岡は、あれから露骨に吹雪を嫌うことはしていなかった。
今は、まだ練習前。
円堂「今度こそエイリア学園に必ず勝つ!その為にも、今まで以上に特訓して…」
円堂が何かに気付いた。
僕も後ろを振り向き、その理由に納得する。
円堂「よぉ!」
そこには、雷門のユニフォームを着た吹雪が居る。
トレードマークのマフラーは付けたままだ。
白恋の人達に褒められ、その人達に「白恋中は絶対に僕が守ってみせる」と答える吹雪。
いや、"僕が"じゃなくて、"僕達が"なんじゃ無いの？
そんな吹雪に円堂が駆け寄り、ﾊﾟﾝｯと背中を叩く。
円堂「そのいきだ!!」
吹雪「で、どんな練習やるの？」
円堂「白と赤の二つのチームに分けるんだ!それぞれ攻守を交代して、コンビネーションの練習をするんだよ!」
…成る程。
吹雪「面白そうだね!良いよ!」
瞳子「吹雪君、東雲さん」
監督に呼ばれる僕と吹雪。
ポジションの話だろう。
僕的には…リベロが良いかな
吹雪は赤で、僕は白だから、攻撃も守備も受けてみたい。
瞳子「吹雪君にはFW、東雲さんにはリベロをやって貰うわ。」
東雲「(ﾎﾞｿｯ よっしゃ。」
吹雪「僕がFW…」
瞳子「ええ。不服かしら？」
吹雪「いいえ、問題ありません!」
あれ？吹雪がFWって事は、守備は見れそうに無いのか…残念
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます！ (9月1日 0時) (
レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ わ〜〜そうなんですか！？ 恐縮です、ありがとうございます…！ ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして！この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2017年9月8日 18時
