[tntm] 我慢できない？_* ページ4
たなっち視点
「うぅ、たなっちごめんよ〜…」
けほっけほっ、と小さく咳をしながら
眉を下げるとま坊。
謝ることないんだよなぁ…。
見てわかるとおり、とま坊は
風邪をひいてしまったらしい。
「俺が来たかったから来たんだよ」
だいちくんに作って貰ったお粥を
温めながら、とま坊に笑顔を向ける。
「…うん」
納得してくれたようだ。
温め終わり、おぼんにお粥と
梅干しを乗せた小皿を置き、
とま坊の元へ向かう。
家に入ってきてすぐにキッチンへ
行ったため、とま坊のことをあまり
見ていなかったが、
改めて見ると、弱っているとま坊に
少しだけ興奮した。
「食欲…ある？
だいちくんに作って貰ったお粥あるよ」
理性を保ち話しかける。
だいちくんが？、と少し嬉しそうにする。
「でも、食欲ない…」
そういったとま坊の首もとに汗が
伝っていくのが見えた。
顔が赤く、荒く息をしている様子から
食欲があるほうがビックリだと思う。
仕方ない。
「でも少しは食べないとね」
おぼんを置き、スプーンを手に取る。
とま坊は怠そうな体をゆっくりと
起こした。
「…わかった」
そう言うも、スプーンに手を伸ばさない。
…多分、食べさせて貰おうとしてるんだろう。
「…ふぅ、ふぅ」
スプーンにお粥をすくい、息を吹き掛ける。
しかし、とま坊の口へは運ばずに
自分の口へお粥を運ぶ。
とま坊も戸惑っている様子だ。
それを良いことに、とま坊に近づき
唇を重ねた。
「…んんっ…！？」
体がビクッ、と跳ねる。
焦っているとま坊はお構いなしに
口に含んだものを
とま坊の口に流し込む。
数回舌を絡めてから、
とま坊が飲み込むのを確認して
口を離す。
「な、にやってんの…うつっちゃうよ…？」
第一声がこれだから、
嫌じゃなかったんだろうと
嬉しく思う。
「いいよ。
とま坊の風邪菌ならいっぱい欲しい」
調子に乗ってそういう。
見つめあっていたら、
またキスがしたくなって、
唇を重ねる。
一度離すけれど、
お互い足りなくて、もどかしくて
またキスをする。
離れたくなくて、
とま坊の頭を手で固定し、
舌を口の中へ入れる。
「んん…んぅ…ぅ、あ」
とま坊も受け入れてくれて、
止まらなくなる。
一度、顔を離し、見つめ合う。
パジャマだから分かりにくいが、
とま坊のそこはたっている気がする。
「食欲はないけど、性 欲はあるんだ」
なんて、からかってみる。
かぁぁ、と一瞬でとま坊の顔が
真っ赤になり、
かわいいなぁ、と愛しく思う。
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ちぃ(プロフ) - はじめまして。そして完結&お誕生日おめでとうございます…！更新されるの毎日ワクワクしながら読ませて頂きました…！全部大好きです！！続編全力でお待ちしております！本日はステキな1日になりますように！ (2019年9月15日 12時) (
レス) id: 855d50c0b1 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - いつも楽しみに更新を待ってました(*´ω｀*)そして！お誕生日おめでとうございます！短編集にたなとま多く取り入れようかな…笑 続編待ってます！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: d70a483de9 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 今まで更新ありがとうございました！そしてお誕生日おめでとうございます！素敵な一日になりますように…！絶対はじだい小説描きますので！続編を待ってます！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: 0a2930288c (このIDを非表示/違反報告)
なすび - 玉ねぎさん» 素敵なリクありがとうございました！ヤンデレ書くの下手なのですが…喜んでいただけて嬉しいです！また書きますね！これからもどうぞ宜しくお願いします〜！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: c63e5ccc18 (このIDを非表示/違反報告)
なすび - あやさん» 本当ですか！？嬉しいです！はい！ありがとうございます！いつでもお待ちしております！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: c63e5ccc18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすび | 作成日時：2019年7月1日 2時
