今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:729 hit
小|中|大
そのしち ページ7
「どうぞ」
頑張って作った弁当を会長に渡す
嗚呼
私の弁当
私の昼食はメロンパンと揚げパンだ。
「美味いじゃん」
「ありがとうございます」
唇をとがらせながらもお礼。
「明日も作ってこい」
「お断りします」
私がキッパリと断ると悲しそうな顔をする会長。
「嫌なのか?」
「嫌ですよ。でも……まあ……」
そんな顔は見たくないな、なんてなぜだかわからないけど思ってしまって。
お弁当くらいで喜んでくれるなら作ってあげてもいいかな、なんてその時だけは絆されてしまって。
「卵焼きくらいなら、あげてもいいです」
私はそっと呟いたのだった。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←そのろく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星野日菜 | 作成日時:2016年6月28日 20時