治くんと嫉妬 ページ14
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肩に乗せられた治くんの重い頭を支えながらコートを見つめる
さっき口説かれそうになってたのを見てからずっとこの調子で周りの目も気にせずくっついてくる
嫌ではないけど人前でこれは如何なものかと気が気でない
「なあ、治くん」
「おん」
「肩重いし近すぎ、普通に座って」
「またいつ口説かれるかわからんからいや」
「そんな理不尽な.........」
さっきよりぐっと頭を乗せられて肩がより重くなる
諦めて試合を見ようとコートに目を戻すと印象に残っているユニフォームが見えた
「あっ、英太さんとこや」
「はっ！？」
重かった肩が突然軽くなったかと思うと、隣の治くんが目を細めて英太さんの学校をじーっと見つめていた
そんなに気に入らないような顔で見なくてもいいのに
「でもあの人スタメンとちゃうで」
「ベンチ入りしてるんやから強いんちゃうん？」
「それはそうやけど...」
苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる治くんの顎をぐっと掴んで目をあわせる
「たしかに英太さんはめっちゃイケメンや」
「言ったそばから......」
「でも、ちょっとイケメンにそそのかされただけで靡くほど軽い女とちゃうもん」
「ほんまに？」
「ほんまやって！それとも私の気持ちがそんなやわいもんやってからかってんの！？」
食い気味でほっぺたをぎゅっと抑えるとにやにやとした表情を見せ、もう一度肩に頭を乗せられた
「Aが俺のことめ〜っちゃ好きやってことは分かったわ」
「喋るのは解説だけにして」
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手羽先(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです。これからも頑張ります！ (2019年10月13日 22時) (
レス) id: 8e4e330e27 (このIDを非表示/違反報告)
あ - なんていうかとても心があったまる小説です。読んでてこっちまで幸せになるような小説で読んでて一緒にニヤニヤしちゃいます。これからも応援してます。頑張ってください！ (2019年9月23日 18時) (レス) id: 7f70572540 (このIDを非表示/違反報告)
手羽先(プロフ) - ぱにーにさん» 本当〜にうれしいです（ ; ; ）ありがとうございます（ ; ; ） (2019年4月25日 16時) (レス) id: 8e4e330e27 (このIDを非表示/違反報告)
ぱにーに - はじめまして。この小説の始まり方がすごい私の好み過ぎるんで慣れない感想を書かせて頂きました笑新しい推しの世界を教えてありがとうございます！完結に向けてこれからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月31日 21時) (レス) id: 66662d22a2 (このIDを非表示/違反報告)
こはる(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。大変助かりました。 (2019年3月30日 23時) (レス) id: 8e4e330e27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：手羽先 | 作成日時：2019年3月30日 23時
