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扉を小指サイズに隙間ができるくらいに開ける
今思ったけど、扉に鍵はなかったみたいで良かった
『すぐそばには誰もいない...』ﾎﾞｿ
こちらに近づいてくる気配はだいたい3.4人
私がどれくらい抵抗できるのかは分からないけど、師匠とクムユ姉さんに教わったこと
これらをしっかり身に付けられているかどうかが、この場で分かるだろう
『さぁ、かかって来な!!』
廊下、奥の方の曲がり角から出てきた敵へ叫ぶ
少しでも意地張って強気でいないと、恐怖で挫けそうだ
「なにｯ!...脱走だと!!」
「いいから取り押さえろｯ！」
剣やナイフで向かってくる敵
良かった...銃は持ってないっぽい
『今度はそう簡単に捕まらないよ！』
スカートの下に忍ばせた銃を持ち狙いを定める
人を殺すなんて、私には出来るはずがない...
そんな世界で生きてきた訳では無いから
それを知ってるクムユ姉さんは私に殺さなくてもいいように...
ﾊﾞﾝｯ
敵3「うぁｯ！」
足元を狙った
他の2人も同じように
＿＿ク「もし相手が飛び道具を持ってなかったら、足を使えなくしちゃえばこっちには届かないでしょ？」
撃つだけでも抵抗はあるが、こんな状態でそんなこと言ってらんない
「脱走者だｧ！」
後ろの廊下からも敵が来た…
こんなにも敵がいるなんて
怖い...こわい...帰りたい...
「ｳｶﾞｧｯ...」
私が見たのは蹴られて横へ飛んでいく敵の男と、青い炎をまとった男
蹴ったのはきっと青い炎をまとった男だろう
目を奪われた、
だってそれは御伽噺のような、そんな美しさだったから
敵2「クソｯ！」
ﾊﾞﾝｯ
『ヴｩｯ...』
一瞬何が起こったのか分からなくなった...
後ろを見ればさっきの足を撃った男が銃口を私に向けていた
撃たれたのは左肩、きっと本当は心臓を狙ったのでは無いだろうか…
恐怖と痛さで私の意識は飛びそうになる
銃を隠し持っていたなんて､､､やっぱり海賊は油断ならなかった
『...姉さん』ﾎﾞｿｯ
体が傾き始め視界がぼやける中、最後に見たのはあの青い炎
あぁ、部屋の人達、守れなかった...
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白凪(プロフ) - 鶴さん» ありがとうございます！そういう感想を頂けると頑張って書こうと思えます！頑張ります！ (2019年8月25日 18時) (
レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年8月25日 15時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - SNo catさん» いつも作品見て頂けてるということは続かない作品でいつもごめんなさい。そしてありがとうございます！頑張ります!! (2019年8月24日 21時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
SNo cat(プロフ) - コメント失礼します！いつも作品を見せてもらってます！これからも更新を頑張って下さい。 (2019年8月24日 15時) (レス) id: fcae8a0a34 (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます!!頑張ります！ (2019年8月20日 9時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白凪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/
作成日時：2019年8月18日 19時
