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ｸﾛｳﾘｰ「そういえば、この寮には悪戯好きのゴーストが住み着き、生徒たちが寄り付かなくなって無人寮になっていたのを忘れてました。」
ちょっと、それ結構肝心なことだと思うのだけれど？
いくら掃除したら住めるったって、そんなゴーストたちが住み着いた場所で平和に暮らせるとは思えない。
まったく………学園長って頼りになるのか、ならないのか、よく分からん。
ｸﾛｳﾘｰ「しかし、ふむ……貴方たち3人で協力してゴーストたちを追い出してしまうとは」
ｸﾞﾘﾑ「協力とは聞き捨てならねーんだゾ。ソイツらはほとんど見てただけだったし？オレ様はツナ缶が欲しくてやっただけだし？………って、あっ！オレ様、まだツナ缶もらってねーゾ！」
ほとんど見てただけとは失礼な！確かにゴーストの位置を言っていただけだが、ちゃんとグリムに分かりやすいよう的確な位置を教えていたのに！
学園長はグリムのツナ缶話をスルーし、手を組み、何やら真剣な表情で話し出した。
ｸﾛｳﾘｰ「おふたりさんと………ええと、グリムさんでしたよね。ゴースト退治、もう一度見せてもらえますか？」
ｸﾞﾘﾑ「でもゴーストは全部追い払っちまったんだゾ！それより、ツーナー缶ー！」
ｸﾛｳﾘｰ「ゴースト役は私がします。私に勝てたらツナ缶を差し上げましょう。私、優しいので。では変身薬をごっくん！！」
3人のうちの誰も了承しないまま、学園長は懐から変身薬の小瓶を取り出し、中身を一気に飲み込んでしまう。
すると、学園長はポンッという効果音と共に煙に包まれてしまった。煙が晴れた時には学園長のハットとお面をしたゴーストが現れた。
ｸﾞﾘﾑ「えぇ〜。嫌なんだゾ。めんどくせーし、またコイツらと一緒になんて……」
『ツナ缶ゲットチャンスですぜ、旦那』
ﾕｳ「入学できるチャンスかもしれないよ」
ｸﾞﾘﾑ「ぐぬ……これで最後なんだゾ！今度こそ絶対絶対、ツナ缶よこすんだゾ！？」
どんだけツナ缶が好きなんだよ。そのツナ缶愛を別のものに向けられたらよかったのにね…。
ｸﾛｳﾘｰ「さあ、ゴーストに変身した私を退治するのです。遠慮なく攻撃してください。大丈夫、怒ったりしません。私、優しいので」
ｸﾞﾘﾑ「仕方ねーな…付き合ってやるから、後でちゃんとツナ缶よこすんだゾ！」
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白凪(プロフ) - さやたんさん» イラストの方から飛んできてくださりありがとうございます！！結構な自己投影(美化)作品となっているため、面白みが感じられないかと思いましたがそう言ってもらえてとても嬉しいです！！亀更新ですが頑張ります！！(ちなみに推しはレオナなのです.....!) (2020年8月7日 7時) (
レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
さやたん - 白凪様の絵を見てたら。こちらの小説があると知って飛んでまいりました。凄い面白いです！！！更新頑張ってくださいー推しって誰ですか？ (2020年8月6日 23時) (レス) id: 3595494de5 (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - 「 」さん» ゆっくりだけど書いていきます！！ (2020年8月4日 22時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - つ、続きが……気になりすぎる…… (2020年8月4日 22時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白凪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/
作成日時：2020年8月4日 21時
