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「「ギャーーーーーーーーーー!!
出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」
グリム「なにを大騒ぎしてん.........ギャーーーーーーー!!!おおお......お化けえええええ!!!」
暗闇から突如姿を現したのはお化け............と言うには可愛らしすぎるゴーストだった。
ゴーストb「ここに住んでた奴らは俺たちを怖がってみーんな出ていっちまった」
ゴーストc「俺たちずっと新しいゴースト仲間を探してたんだ。お前さん、どうだい?」
仲間だって????タヒねってこと?ゴーストになるってそういう事だよね!?
『お断りします!!!』
ユウ「助けて!」
グリム「うううっ、ううーーっ!」
物理的に勝ち目のないゴーストに私たちは為す術もなく、怯えることしか出来なかった。
そんな中、目に涙を溜めたグリムが勇気を振り絞った。
グリム「大魔法士グリム様はお化けなんか怖くないんだゾ!!!ふんな゛〜〜〜〜〜〜っ!!」
グリムが吹いた息は青い炎を纏い辺り一面に火が回った。
だがゴーストたちはそれを上手く交わし、グリムの攻撃が当たることは無かった。
ゴーストa「どこ見てるんだぁ?」
ゴーストc「こっちだこっちだ!ヒーッヒッヒ!」
グリム「ちくしょー!出たり消えたりするんじゃねー!」
攻撃が当たらないせいでグリムのイライラも溜まり、辺りに広がる炎はますます大きくなる一方。
ゴーストの見た目のおかげで恐怖なんてものが消えていき、冷静になってきた私はずっとグリムを見ていて気がついたことがあった。
ユウ「このままじゃ火事になっちゃわない!?」
『火が出る時、グリムくん目を閉じちゃってない?』
すると、その指摘が図星だったようでグリムは言い返してきた。
グリム「うるせーっ!オレ様に指図するんじゃねーんだゾ!」
ユウ「追い払えば学園長を見返せるかも」
『ツナ缶だって貰えたり........』
グリム「なぬっ.........!?ぐぬぬ、オ、オレ様は天才なんだゾ。こんなヤツら1人でも......」
ゴースト「「「いーっひっひっひ!」」」
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白凪(プロフ) - さやたんさん» イラストの方から飛んできてくださりありがとうございます!!結構な自己投影(美化)作品となっているため、面白みが感じられないかと思いましたがそう言ってもらえてとても嬉しいです!!亀更新ですが頑張ります!!(ちなみに推しはレオナなのです.....!) (2020年8月7日 7時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
さやたん - 白凪様の絵を見てたら。こちらの小説があると知って飛んでまいりました。凄い面白いです!!!更新頑張ってくださいー推しって誰ですか? (2020年8月6日 23時) (レス) id: 3595494de5 (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - 「 」さん» ゆっくりだけど書いていきます!! (2020年8月4日 22時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - つ、続きが……気になりすぎる…… (2020年8月4日 22時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白凪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/
作成日時:2020年8月4日 21時