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クロウリー「ここであればとりあえず雨風は凌げるはずです。私は調べ物に戻りますので適当に過ごしていてください。」
何か落ちてきたら嫌なので建物に入る前、再びフードを深く被った。何が落ちてくるのかは想像におまかせする。
建物内に入ってきたは良いが.........中も相当酷いぞこれは。備え付けの家具は蜘蛛の巣だらけだし、床は歩くだけで軋むし、いつ穴が空いてもおかしくない。
それに私の肩には天井から降ってきた白い粉状のものが乗っている。この白いのは絶対埃だけじゃない!
クロウリー「学園内はウロウロしないように!では!」
学園長はそう言ってすぐに建物から出ていった。
『ねぇ、ふざけていい?いいよね?ありがとう!わ〜真っ白な埃が雪みたーい......』
ユウ「許可とる必要無かったよね!?それより僕たちが座るためにも、まず掃除をしよう」
『真面目だね〜ユウくんは。そんなユウくんに悲報がありまーす』
式典服の袖を捲り、下に来ていたセーラー服の袖を捲ると出てきたのはただの私の腕。
ではなく、赤い発疹が沢山出ていた私の腕だった。
『ハウスダストが酷すぎて蕁麻疹出てきちゃった!』
「痒い」「どうしよう!?」と連呼していると、ユウくんが無言で反対側の腕を引っ張り玄関から外へと連れ出した。
そして庭にあった蛇口を捻って出して赤くなった腕に少し冷たい水をかけた。
ユウ「蕁麻疹が出たら水とかで冷やすのがいいんだよ。掻きむしっちゃうのはNGだから、発症したのに気がついたらすぐにこうして対処する」
分かった?と聞くようにこちらを向いてきたユウくんに、監督生が彼で良かったと心の底から感じた。
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白凪(プロフ) - さやたんさん» イラストの方から飛んできてくださりありがとうございます!!結構な自己投影(美化)作品となっているため、面白みが感じられないかと思いましたがそう言ってもらえてとても嬉しいです!!亀更新ですが頑張ります!!(ちなみに推しはレオナなのです.....!) (2020年8月7日 7時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
さやたん - 白凪様の絵を見てたら。こちらの小説があると知って飛んでまいりました。凄い面白いです!!!更新頑張ってくださいー推しって誰ですか? (2020年8月6日 23時) (レス) id: 3595494de5 (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - 「 」さん» ゆっくりだけど書いていきます!! (2020年8月4日 22時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - つ、続きが……気になりすぎる…… (2020年8月4日 22時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白凪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/
作成日時:2020年8月4日 21時