名探偵の弟はお仕置きされるらしい ページ39
少し走ると綾辻探偵事務所についた
「Aさーん、着きましたよ?」
だが動かなかい
窓を見てみると写っているのは目を瞑っているAさん
疲れたのかな?
うーん、睫毛が長い
じゃなかった!
「おーきーてーくーだーさーい!」
『ん……着いた?』
「着きましたよ」
そういえば少し目を擦ってのびをするAさん
綾辻探偵事務所に入ると綾辻先生が仁王立ちしていた
そして、何故だか空気が凍ってるよう
「A……よく帰ってこれたな」
『う……すみません先生』
「俺が思うにお前は兄に宣戦布告でもしたんだろう。勝手に」
「えっと、綾辻先生、そんなに怒ることじゃ……」
「いいや、これは怒る事態だ。一定のやつ以外知られては困る」
「如何してですか?」
私がそう聞くとAさんが言いにくそうに
『僕の存在は、七號機関の一人が消してるからね』
「……え、ええええええ!?」
『いや、俺が七號機関に頼んだ訳じゃ無いんだよ。坂口さんでも綾辻先生でもない知らない人なんだ。誰が七號機関に消させたのか謎なんだ』
「だから普通の職業にはつけない。Aの存在はないからな」
だからあまり情報がないのか
納得がいった
『誰が何故俺の情報を消したのかわからない。一定のものは消えていても何が消えてるのかも判らない。それに七號機関の内部を知るのは不可能』
「だから迂闊に人にAの存在を知られたら怪しまれる。此奴の兄も一部の記憶を此奴が消した。だから調べる可能性がある。迂闊に正体をバラすなと言ったのに」
そう言いながら綾辻先生は煙管を手に持つ
「調教が必要だな」
『ひっ』
「今日はもう帰っていいぞ?辻村君」
Aさんが泣きそうな目で此方を見るが綾辻先生の圧が強い
「あ……はい」
そう言って私が出るとAさんの絶望した顔が見えた
ごめんなさい……
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リュカ(プロフ) - 麗花さん» 御丁寧にありがとうございます!直ぐに修正しますね (2019年10月22日 13時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - 名探偵が名探知になってます。目次をよくご覧下さい (2019年10月22日 12時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - にわなずなさん» ありがとうございます!訂正しておきます! (2019年8月31日 13時) (レス) id: adae6a7d46 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 9ページ行ってくるが言ってくるになってますよ (2019年8月31日 13時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 蒼月さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年8月29日 9時) (レス) id: adae6a7d46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年7月17日 20時