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『ふー...疲れたー！！』
部屋の中を歩き回って、隙間から見つけてきたボタンやピンなどをひとまとめにした場所にひっくり返る。
んー、と体を伸ばす。小さい体には、結構な重労働だった。
いつの間にか外は茜色になっていて、いのちゃんまだかなー、なんて思ったり。
......ん...？
今、なんか動いたような...
どこかで物音がした気がして辺りを見回すが、なにも見つけられなかった。気のせいかともう一度体を横にしようとして、やっぱり音が気になって顔をあげた。
瞬間、俺の目の前に突如として黒い怪物が現れたのだ。
お察しの通り......Gだ。
『......うわぁぁぁ！！！』
普段ならばすぐにスプレーで撃退できるそいつが、今は積年の恨みとばかりに俺の事を追いかけてくる。
全力で逃げるも、俺はボタンやらを引っ張ってきたせいで体力があまり余っていない。そしてあっ、と思った時には遅く足がもつれて転んでしまった。
そしてGは俺に向かって飛び上がってくる。
あぁ......終わった...
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翠恋(プロフ) - 名無しさん» 名無しさま、コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！またどこかの作品でお会いできたら光栄です、呼んで頂きありがとうございました！ (2020年3月28日 7時) (
レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 完結おめでとうございます！小さくなった有岡くんを想像しながら読んでいました。世界観が優しくて、読んでいて癒されました^_^ (2020年3月27日 22時) (レス) id: 2b47a80d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨
| 作成日時：2019年12月12日 17時
