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暗くてよく分かんないけど、大きさは今の俺とそんなに変わらない。

なんとか引っ張れそうだったので明るいところまで引っ張ってきてみると......穴が空いてるところがあるので、どうやらボタンのようだった。

普段、パーカーやスウェットを着ることの多い俺はボタンのつく服なんてスーツくらいしか思い当たらない。

という事は、これはいのちゃんのということになる。







『普通ソファ退かさないと気がつかねぇもんな...よっし!』





もしかしたら、ほかにもこういう狭いとことか普段手の入らないところに落し物があるかもしれない。

それはこの小さな体だからできる事だ。

そう思って俺は、小さな足でこの凄まじく広くなった部屋の中を歩き回った。





怪しく蠢く存在に、気が付かぬまま。


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翠恋(プロフ) - 名無しさん» 名無しさま、コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!またどこかの作品でお会いできたら光栄です、呼んで頂きありがとうございました! (2020年3月28日 7時) (レス) id: fb1d0da99a (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 完結おめでとうございます!小さくなった有岡くんを想像しながら読んでいました。世界観が優しくて、読んでいて癒されました^_^ (2020年3月27日 22時) (レス) id: 2b47a80d13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年12月12日 17時

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