人狼ゲーム extension

１日目 ページ2

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山田side






「んっ………ってえ…！！」






激しい頭痛で、目が覚めた。


辺りを見回すと、そろそろ見飽きたホール。






「っ………くっそ」






あれは夢だったのだろうか。


でも、二宮くんの声は確かに聞こえた。







大「っ……やま、だ」

「あっ…大ちゃん……」








ニ『今からあなた達はこのゲームの延長線を行っていただきます。
主催者はいません、単純にあなた達が勝利すればいいだけの話。』

『勝利すれば……っこのゲームから…俺たちを
解放してくれますかっ…？』

翔『約束しよう。』








微かな記憶から



その言葉を、思い出した。








そうか


これはあのゲームの延長線。



主催者はいない、このゲームに勝てばここから…。







そんなことを考えていると

いつの間にかみんなはもう目を覚ましていて



いつものように


テレビが映し出された。





“ オハヨウゴザイマス .
イマカラアナタタチ９ニンニハ 人狼ゲーム ヲ
オコナッテイタダキマス . ”







慧「え………じ、んろう…」








“ ルールハイタッテカンタン .
コノナカニ人狼ガフタリマギレコンデイマス .
ソノ人狼ヲアナタタチノテデショケイシテクダサイ.

アナタタチハ人狼フタリ , ムラビトガナナニンデス.
ムラビトノナカニモヤクショクガアリマス . ”

【 人狼 ２人

村人 ７人
内、役職あり
・占い師 １人 ・騎士 １人 ・霊媒師 １人 】 ”






「…」






ルールは同じ…だな。






“ マイバンヨル８ジニナッタラ , コノヘヤニアツマリ
ジンロウダトオモウヒトヲトウヒョウシ , ショケイ
シテクダサイ .
モチロンコロセナカッタバアイハゼンインショケイサレマス”






今回……


目的はなんなんだ？


ほんとにただ勝てばいいだけなのか……？






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