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綺麗な協会、真っ白なタキシード、ドレス。
祝福の声に緩む頬をどうにもできなくて、
「幸せそうな顔してる」
なんて、自分だってにやけてる藤井くんに言われた
数ヶ月前の私に教えてあげたい
ちゃんと幸せになれたよ、結婚できたよ、って………
「……ちゃん〜、……Aちゃん、」
『ん……あれ…』
ぼやける視界に映る藤井くんは、部屋着姿
なんだ、夢かあ………
「風呂上がったら寝てるから、寂しかってん」
『ごめんごめん、つい寝ちゃってた』
藤井くんと付き合い始めて1ヶ月。とっても幸せ。
「なあ、なんかいい夢見たん?」
缶のままビールを一口飲んで、そう言う。
『え?なんで?』
「幸せそ〜な寝顔やったから」
『うーん………内緒』
「え〜、なんでや。ええやん、ちょっとだけ、教えて!」
『えっとね〜……私の理想の未来、』
いつか、あの日の夢正夢になっちゃった、って言えたらいいな
もう焦らなくても、心配しなくてもいい。
だって、この藤井流星という、素敵な運命の人に出逢えたのだから
fin.
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有香(プロフ) - 続編楽しみにしてます! (2018年8月5日 23時) (レス) id: 44f2d4f6ef (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - シルフじゃなくて、シラフですよ! (2018年7月3日 23時) (レス) id: 1bd8f95c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウガオ | 作成日時:2018年6月23日 20時