ハグ厨、ハグ中。

◇添い寝 ページ4

さとみ「A、ねよ…？」




可愛くそう言うから断れなくて、ついいいよと言ってしまう。

嬉しそうにして手を繋ぎながら寝室へ行くと、さとみが布団をめくってくれる。



『ありがと』




有難く先に入らせてもらうと、今度は勢いよくさとみが潜り込んでくる。

こちらへすりすり寄ってきて抱き締められる。





『暑い。離れろ』




そう言って顔を離し、さとみに背中を向けて寝るのが普通だった。


でも…







今日はなぜかそれがない。



布団に入るところまでは同じだった。

でも、あの楽しみなくだりが無い。





さとみはこちらを向いて目を閉じている。

…疲れたのかな。明日は月曜日で学校だし、その為に早く寝たとか…？




…なんか、足りない。






『…寝てるの？』






少し起き上がって頬をつついてみる。

…反応無し。結構グサッとくる。



なに寝てんだよ。まだおやすみのハグしてないよ？





『…もういい』





こんなにしても起きないならもういい。

自分でやる。




さとみの腕を枕みたいにして、そこに頭を乗せる。

反対側の腕を私の身体にかけたら完成。



私もさとみの胸に顔を埋めて腕を腰に巻いた。




…いい匂い。







落ち着いたのか満足したのか、そのまま眠気に誘われてゆっくり目を閉じた。








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さとみ「はぁ、はぁ、はぁ、」






何これ最高可愛すぎかよ


俺も興奮してきたわふへへ






今日はちょっとした実験で、抱きしめなかった。

そしたらこんなにデレてくれるなんて…予想以上だ。





これたまにやろうかな


俺も色々元気になるし。





※さとみくんとAちゃんは、Aちゃんが元々暮らしていた家で二人暮ししています。
前作通り学校には行きます。

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