あくまで幼馴染みの弟で...... (ページ48)

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律儀ページ48

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この気まず過ぎる空気の中
ただただ無心で車を走らせ、家まで後5分かかるかどうかの所まで来た時

「…コンビニ」

『ん？どした？？』

「コンビニ寄ってほしい」

『こっからやとセ〇ンしかないけどいい？』

「任せる」

家から1番近いコンビニに車を停める。

「なんか居るものある？」

『ううん。大丈夫』
『私ここで待ってるから』

結局ずっと起きてたなへそ曲がりボーイ
変なとこ律儀なんだよね。

若いから多少寝不足でもどうにかなるんだろう。
若いって羨ましい。切実に

ボケーッとしながら待つこと数分

「ごめん。お待たせ」

『いえいえ、全然』

買ったものが入ったレジ袋を2つ持って戻ってきた

コンビニよりも24時間やってるスーパー行ったげればよかったななんて考えてると

「…A、これ」

2つ持ってたうちの1つを差し出してきた駿ちゃん

『あ、1つ後ろの席置いとく？？』

「違う違う。…お礼」

『お、お礼…？』

「仕事終わりで疲れてるのに関ジュの子ら送ってくれたから」

『えぇ、そんなん気にしなくていいのに！』
『でもせっかく駿ちゃんが買ってくれたから有難く頂くね。ありがとう』

「うん。」

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