あくまで幼馴染みの弟で...... (ページ26)

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前田さんはその後また奥に戻って行ってしまったけど
その後もなかなか話が尽きなくて

佑｢あ！ヤバい！もうすぐ18時じゃん！｣

佑｢前田ちゃん17:30までなのに！！｣

時計をみて焦って奥に消えていった佑介さん。

ホンマやもうすぐ18時。俺もそろそろ帰ろかな

なんて思っていると

佑｢なあ恭平、今日って帰り電車？？｣

『あ〜…そうっすね。平日やし急ぎの用事無いし
電車っすかね』

佑｢ホントに？！じゃあさ、前田ちゃんと駅まで行ってあげてくんない？？｣

｢え？！いやいやいやいや…
ちっちゃい子やないんで1人で帰れますって｣

佑｢いやでもこの辺人通り多いけど治安あんまり良くないしまたなんかあったら姉ちゃんに顔向け出来んから｣

『…また？前田さんなんかあったんすか？』

｢いや、本当に大したことなくて大丈夫ですなんでもな｣

佑｢ひったくりに合いかけたんだよ。
運良く何も取られなかったけどまたなんかあったら怖いやん？｣

｢ちょ！吉田さん！余計なこと言わないで下さい｣

『そういうことっすか。
まあ俺も駅まで行かなきゃなんで一緒に帰りましょっか前田さん』

｢いやでもお客さんにそこまでしてもらうのはさすがに申し訳ないんで…｣

『ええのええの。
お客さんって言っても俺、ここであんまり買わんし
いつもお茶出して貰ったりしてるし、そのお礼ってことで！な？？』

佑｢恭平もそう言ってくれてるし、俺この後予定あるから送れないから！ね？｣

｢……じゃあお願いします。｣

『そうと決まれば暗くなる前に帰りましょ！
ほら！前田さんは帰る準備して！』

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