悪魔を召喚しようと思ったら、陰陽師の霊が出てきました。【オリジナル】

第七話　契約 ページ10

[お互いの首に印を着けます]

「はい？
そんなのでいいの…」

[ああ、そうだ]

「なーんだ。てっきり契約書とか書かされるかと思った」

[そんなことは無い。めんどいし]

『結局はそれかよ』

[では、遠慮なく…]

ﾁｭｯ

『おい、貴様何故A様の首にキスしてやがる…』←黒いオーラ

[はい？契約するにはこれしか無いんですけど…
それに、こいつが俺様にしないとただ取り憑かれただけになるぞ]ﾆﾔﾘ

『ﾁｯ……』

「じゃあ、やりますよ」

ﾁｭｯ

『うわぁぁA様、首、首！！』

「……え？」

『なんか黒い模様が……』

「うわぁぁ、なんじゃこりゃぁぁ！！」

[これで、契約完了だ…]

「どうしてくれる悪魔！！！」

[…は？]

「うちの学校の制服セーラーだぞ！！この印丸見えじゃねぇか！！！」

[…そんな事言われても……]

『大丈夫です、A様。
首を怪我したと言って包帯をしましょう！』

「…うん、そうする」

[(た、助かった…)]

ｸﾙｸﾙ

『こんな感じですかね…』

「ありがとう、星！」ﾆｺ

『いえいえ、お役に立てて嬉しいです！！』

「『ｼﾞﾛﾘ』」

[ﾋﾞｸｯ]

[…すまなかった、A]

「まぁ、いいけど…」

『ベルゼブブ様、A様を呼び捨てにするのはどうかと…』

[あぁ、悪い…]

「ねぇ、ベルゼブブ。自分のことを“俺様”って言うのやめて。うざい」

[は、はい…]

『ベルゼブブ様、ひとつ質問があるのですが。』

[何だ？]

『ベルゼブブ様はサタン様の右腕なんですよね？』

[ああ、そうだが…]

『では、A様と契約してもよかったのでしょうか？』

「あぁ、確かに！！」

第八話　お前もか！！！→←悪魔くんのプロフィール

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