悪魔を召喚しようと思ったら、陰陽師の霊が出てきました。【オリジナル】

第三話　部屋 ページ5

『……使っても』

「いいよ、汚いし」

『では、使わさせていただきます』

「あぁ、待って」

『？』

「服はあるの？」

『ああ、そうでした！
もうすぐ来ると思いますよ』

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『ほら、来ました。
ちょっと行ってきますね！』

……ﾊﾞﾀﾝ

「そんな小さな箱に全部入ったの？」

『ええ、だって3着しか入ってませんもん』

「そんだけで足りると思ってるの！？」

『ご心配なく。何着か注文しているので』

「ふーん」

『着替えが届いたのでシャワーを浴びて来ます。何かあったら呼んでください』

「行ってらっしゃ〜い」

(しばらくして)

『お待たせしましたA様』

「いや、別に待ってないけど」

『そうでしたか。
…すみませんA様、ぼ…私は何処に寝ればよいでしょうか』

「えっと…うーん……トイレで寝たらww」

『もう少しちゃんとしたところがよいのですが…』

「うーん、空き部屋無いし…
しょうがない…私の部屋じゃ駄目？」

『…！よろしいのですか？！』

「別に…(どうでも)いいんじゃんない？」

『ありがとうございますA様！』ｷﾞｭｯ

「……いいから離れてよ///」

『あぁ、すみません。つい、嬉しくて…//』

「(あっ可愛い…)」

「そっ、そう…//
じゃあ、お休み……」

『お休みなさいませA様』

「………ねえ」

『はい、何でしょう』

「立ったまま寝るの？」

『ええ、A様の前で寝るなんてとんでもない』

「……今日は私の隣で寝なさい///」

『しかし…』

「め、命令よ！ただし、あ、暑いからあまりくっつかないでよ//」

『分かりました、A様』ﾆｺｯ

「(可愛い…///)」

「お休み星…」

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