不思議の国のスーパーヒーロー2【JN】 (ページ1)

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You side

SB「海だー！！！」

『ちょっとスビン！おじさんありがとう』

「楽しんでおいで！」

スニョンのお父さんが海まで車で送ってくれて

降りた途端スビンは海へ一直線

『あっつ… 』

HS「そりゃ夏だからな！！！」

『あ、スビンナンパされてる』

HS「は！？」

嘘なのに信じちゃって

ただでさえ夏で暑いのに暑苦しいスニョンが横にいたらもっと暑くなっちゃう

WN「お前いいの？」

『いいの？って何が？』

WN「あれ」

そう言ってウォヌが指したのはジュンと腕を組むヨヌちゃん

ヨヌちゃん凄く綺麗だしお似合いだなあ

『いいんじゃない？』

WN「はぁ…ジョンハニヒョンが好きってどうやって自覚したのか教えて欲しいわ」

『なんでそこでオッパが出てくるの？』

分からないわけじゃないんだよ

今の私の気持ち

ただ、自覚してどんどん思いが強くなるくらいならまだ私は留まれるとこにいるから

言葉にしたくないんだよ

WN「ヒョンたちも呼べばよかったな」

『スンチョリオッパがこき使われるだけだよ』

WN「だからだよ」

『うわ、オッパに言っとこ』

ウォヌとパラソルの下で話してると暑いと駆け込んできたジフン

私としてはその白い肌をもう少し健康的な色にしてきて欲しいのだけど…

WZ「海入んないの？」

『入るよ、でも後で』

WZ「入るなら帽子かぶってけよ、暑すぎる」

『被んなかったの？』

WZ「スニョンに取られた」

よく見るとスニョンはジフンの帽子をかぶっていた

スンチョリオッパの帽子も奪ったり、泥棒にでもなりたいの？あの人

WZ「 …べったりだな」

『 …ああ、そうだね』

WZ「 Aがどんな考えかは知らないけどさ」

『うん？』

WZ「俺たちがいるんだから、気にせず自分の気持ちに素直になれよ」

ただ真っ直ぐ海を眺めたまま話すジフン

ありがとうとしか返せなかった

『 …いつかね』

そのいつかがいつ来るかは分からないけど