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ドタバタと足音が家中に響く朝。
母が職場が遠いのにも
関わらずいつもギリギリで準備をするせいだ。
ん？足音止まった？
母「A！起きて！！」
静かになったかと思ったら今度は何？！
「何？どうしたの」
母「ちょ、ちょ、玄関にかっこいい男の子たち立ってる！」
私の家に男が来るわけ…
げっ… ！ やべ、忘れてた！！
「ちょ、お母さん急ぐから出て！！」
慌てて準備を終わらせ外に出る
後ろからちょこんと顔を出すお母さん
『遅いねん』
ぶっきらぼうに言い放ったかと思えば
私を腕で払い除けお母さんのほうに近付く永瀬
『はじめまして。娘さんの彼氏の永瀬廉て言います。』
私に対してとはまるで違う別人のような
穏やかな口調と優しい笑顔
これが王子と呼ばれる理由なのだろうか？
母『Aの母です〜、娘がお世話になってるようで、お願いしますね〜」
お母さんもちゃっかり挨拶しないでよ
ありゃ完全にハート射抜かれた顔してるわ
確かに顔は、顔だけはかっこいいことは
認めるよ
俺様で意味分かんないやつだけど
『行くで』
「あ… はい…」
渋々永瀬に付いて行く様に足を進める
そういえば男の子たちって言ってたよね？
てことは平野くんもいるってことじゃ？
辺りを見渡すとブロック塀に座り
目を閉じて音楽を聴いてる平野くんを発見
『おい！紫耀そこで寝るなや』
平野「はい！！起きました！」
ﾋﾞｸﾝ と身体を震わせたかと思えば目を開け
ブロック塀から降りて来る平野くん
ここに由宇がいたら喜ぶだろうに…
『ん』
黙って差し出される永瀬の手
繋げってこと？握れと？
絶対嫌なんですけど…
私がためらっていると痺れを切らしたのか
無理矢理繋がれる
平野「ええな〜、俺も彼女欲しい〜」
いや、彼女と言っても両想いじゃないですよ
私たち。
なんて心の中で突っ込みを入れながら
仕方無く永瀬の隣を歩く
1人が嫌なのか横並びで私を挟むように歩く
平野くん
横一列。絶対通行の邪魔。
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ゆっぴー - 廉くんのツンデレ感クセになりそう。良かったです。大学 も卒業して2人が結婚までの物語を作ってください。 (2021年12月29日 0時) (
レス) @page31 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - 平永 優樹さん» ありがとございます (2019年1月22日 2時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
平永 優樹 - ヤバみ (2019年1月16日 22時) (レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
紅恋?*。(プロフ) - れんれん大好きさん» 心臓が… (笑) その続きが気になる。読んでくれてありがとうございます。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: c3cd08a1bb (このIDを非表示/違反報告)
れんれん大好き - やばかったです。心臓が…とりあえずきゅんきゅんしました。 (2019年1月11日 23時) (レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋。 | 作成日時：2018年11月14日 0時
