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本気で怒らせてはいけない 8 ページ35

「んー?でもさー、だったら兼近も一応呼んだ方が良かったんじゃないの?
一応あのメンバーの1人な訳だしー」


仁さんの言う通り、俺はこの話し合いについては全く聞かされていない。



《いや…ホンマは兼近も急遽で申し訳ないけど、可能やったら呼ぶ予定やったんですよ。
元々話し合いが決まったら即連絡するつもりでしたが…


まさかこのアホ…無関係の兄さんを巻き込みよって……兼近呼ぶ暇なかったわ…》



あぁ…問題の上に新たな問題が重なって、俺を呼ぶ余裕がなかったのか。



《その上“あの”A兄さんを馬鹿キレさせるとか……
亜生怒らせた直後なんに…ホンマ懲りひん奴なぁ…》



渚さんは怒りを通りこして呆れた口調になる。
“あの”を強調する辺り、Aさんのマジギレがgkbrモノなのは関西芸人でも有名なのだろう。




「えっと…じゃあ何で今こんな揉め事…というか大事になってんの?
そっちすっごい荒れてない?特に亜生君」




《うーん……事の発端は、兄さん気付いてないと思うんですけど…



―――あの時、ナダルがA兄さんに怒鳴られているのを、せいやが偶然見たんです》



「え!?」
「!?」
「…ほぉ」




「う、嘘!?せいや君いたの!?」

《…相当な怒り心頭やったみたいやな、兄さん…
ナダルに怒鳴りつけたあの後、A兄さん即帰られましたよね?
今もですけど…貴方ボロボロ泣いとるせいやを通り過ぎてたんですよ?
それも気付いてなかったんですか?》


「き、気付いてなかった……」


《はぁ…そんな事だろうと思ってましたよ》






「んー?じゃあさー、渚。亜生は何なの?何でアイツ馬鹿キレてんの?」



仁さんの言う通り、亜生さんは何故キレてるのだろうか?
現場を目撃した訳でもな……




……え?




「あ、あの…渚。まさか…」






《そのまさかですよ。実は亜生もおったんですよ》






……俺とAさんは声にならない悲鳴をあげる。





「い、いつからいたとか、聞いた…?」



《…楽屋の去り際に「ナダル君とは絶交する!もう二度とその面見せんな!せいや君と亜生君と兼近君に迷惑かけんな!」って内容で思いっ切り怒鳴りましたよね?》



「う、うん…覚えてる」




《それ、アカンタイミングやったと言いますか…




何も知らんはずの兄さんが、ナダルに“あの日の出来事”について怒鳴り



せいやはその傍らで号泣して




亜生はダブルでそん光景を見てもうて…






今、手に負えない状況ですわ…》

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氷柱(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます!とても励みになります!これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いしますm(__)mもしリクや出して欲しい鯨/任さん等のご要望があれば気軽にコメントにどうぞです(*^-^*) (6月4日 5時) (レス) id: fe9f990ab3 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - いつも楽しく拝見させていただいております!お話とっても面白いです(^ ^) (6月4日 1時) (レス) id: 25f5dbf747 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - test (5月3日 20時) (レス) id: fe9f990ab3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷柱 | 作成日時:2019年4月26日 0時

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