私、腹黒くんのお姉さんですっ!?【リクエスト大募集中!!】

ショッピングデート ページ34

Aside



私の夏服全然ないじゃん！

ということで、今日のデートでジェルくんが見繕ってくれるらしいですw


ジェルくんと合流し、近くのショッピングモールへ。



ジ「どんながええとかある？」


『ジェルくんに全部おまかせする〜！』


ジ「俺色に染まる？」


『ジェルくんって、どんな系統が好きなの？』


ジ「似合ってればなんでも好きやけどなぁ…。」


『前、ゆるふわの量産型とか言ってなかったっけ？』


ジ「んー…」



なんて言いながらも、手に取ってるのは全部量産型の服ww



『でも私、量産型ってライブとかイベントの時しかしないよ？
私服として着る勇気ない。』


ジ「えー？似合うのに。」


『いやいやw私服ではムリだよ〜ww』


ジ「えー？」



と、違う系統の服を見ていく。

なんか、ジェルくんセンスいいから純粋に全部おまかせで選んでほしいな〜って思い始めた。



『あ、私あの雑貨屋さんいてもいい？』


ジ「えーよ〜！」



了承を得て、ルンルン気分で雑貨屋さんへ。


最近来れてなかったから、新作のキーホルダーとかがいっぱいある。

どれもこれも、かわいいものばっかり！


そう思いながらまじまじと眺めていると、遠くからすごい足音が聞こえてきた。

何事かと音の方に顔を向けると、ボスっと何かにぶつかられた。



？「A！Aだよね!!?」



バッと体を離され、相手の顔が見えた。

その瞬間、反射的に相手を突き放した。


『こ、来ないで!!!』

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