唯一の喧嘩１ ページ30
ちろりさんリクエストありがとうございます！
多分(というか絶対)想像してたのと違うと思いますが…
この作品の喧嘩は何故が書きにくい( ´･ω･`)
Aside
私がるぅちゃんと喧嘩したのはたったの1度。
るぅちゃんがなーくんに誘われた時。
その頃、たくさんの非難を浴びて私はネット活動を引退。
プライベートの問題も片がついてきた頃。
普通の生活が送れるんだってほっとしてた時だった。
なーくんがるぅちゃんを電話で誘って、
両親に話してるところを聞いてしまったんだ。
私も、あんなことがあったから
るぅちゃんにはネット活動なんて絶対しないでって
前からずっと言ってた。
なのに、歌い手として活動をしていて。
認められるほどの実力があって。
るぅちゃんの両親も許してて。
『な、んで…？』
リビングの出入口の前で、やっと絞り出したのはそんな声だった。
『いつから？奏太。いつから何をしてるの？』
私だけが知らなかったのが悔しかったんじゃない。
悲しくもなかった。
もちろん、ショックでもなかった。
ただ、怖かった。
私と同じ結末を歩むんじゃないかって。
そんなことになってほしくなくて、
私はネット活動をすることを頑なに拒んでいた。
でも、実はしてた。
『私が、どうしてネット活動に反対してたか知らない？』
る「知ってるよ！もちろん、わかってる。でも…」
『でもじゃないでしょ!!?』
電話が繋がりっぱなしなのにも構わず、私は怒鳴った。
多分、声を荒らげたのなんて初めてだった。
『ネットはとても怖いとこなの。
私は、奏太に私と同じ結末を歩んでほしくない。
奏太が傷つくところを見たくない。』
強く強く。
私の想いが伝わるように抱きしめる。
『お願い。』
る「………。」
ぐいっと、体が離される。
る「僕は、姉さんが辛かったのを知ってる。
僕のことを思って止めてるのもわかってる。
でも、僕は歌い手になりたい。
どれだけ大好きな姉さんが反対したって、続ける。」
『………ッ。』
頭がおかしくなりそうだった。
せっかくできた弟の夢。
それが実現するかもしれない。
本当は、素直に応援したい。
でも、でも……
『…音楽関係の仕事なら、歌い手じゃなくてもできるよ。』
る「僕は、歌い手になりたい!!!」
『私は認めないから!!!!!
奏太がなれるわけないでしょ!?
そんな下手な歌、誰が聞いてくれるの!?
歌い手を甘く見すぎじゃない？』
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初(プロフ) - 本当に面白かったです。待ってます。 (2023年1月11日 23時) (
レス) @page45 id: e15dbab62a (このIDを非表示/違反報告)
stpr推し-紅葉 - 続きが気になります!更新頑張って下さい(><) (2022年1月10日 16時) (レス) @page45 id: d42eac12e5 (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 続きが気になるっ！ 完結って書いてあるけど待ってます(笑) (2022年1月4日 9時) (レス) @page45 id: c433abd432 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - これはもう投稿しないんですか？もし良ければ続き見たいです！ (2021年4月9日 23時) (レス) id: b1f2c8ce46 (このIDを非表示/違反報告)
鈴香(プロフ) - 澪さん» あの実況見てるとハマりましたねwwフレンドとかなりません良ければ…？戦犯女王ですがwww (2020年12月22日 21時) (レス) id: b593b59f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴香 | 作成日時：2020年5月14日 14時
