私、腹黒くんのお姉さんですっ!?【リクエスト大募集中!!】

相談 ページ24

Aside



『………………』



ただただにゃんこを撫でる。

今日も天使は愛おしい((



『君、うちに来る気はないかい？』


な「人ん家の子そそのかさないでもらえますかねぇ。」



なんて、お仕事中のなーくんが
苦笑しながらこっちを見た。


ただいま、なーくんハウスに来ております。

例の件でね。


るぅちゃんに強制的に連れてこられました。

ジェルくんに告白されてから
私がずっと上の空だって言って。

なーくん忙しいしな〜って
思ってたら、
ほんっとうに忙しいようで
一段落つくまでにゃんこと遊んでていいよってさ。





３０分後……



な「よし、終わったよ〜。」


『お疲れ様〜。』



なーくんは私の隣に座り、
こっちに体を向ける。



な「それで？
ジェルくんに告白されたんだっけ？」


『うん。

……えっ!?何で知ってんの!!?』



まだ誰にも言ってませんけど!!?



な「あー、昨日の夜
ジェルくんから電話があって。」


『あーね…。』



どっちの心境も知ってるってことか。



な「ジェルくんは本気だよ。」


『…うん。』



それは、わかってるつもり。



『…んー、何て言えばいいんだろう。

ジェルくんと付き合うっていうのは全然イヤじゃないんだよ？
でも、なんかさ？
なんか…』


な「ジェルくんの気持ちに応えられなかったら、みたいな？」


『多分、そんな感じ。

結局、まふのこと忘れられないんじゃないかなって思ったら不安？でさ…。』



正直、本当にそれが理由で悩んでるのかはわかんない。


自分の中の感情がぐちゃぐちゃで。

自分でも、ちょっと自分の考えがわからない。



な「もうさ、この際そーゆーのおいといて
まずは付き合ってみたら？」


『えぇ？』


な「付き合ってみて、
まふまふさんのこと忘れられなかったら、別れる。」


『でも、ジェルくんに失礼じゃ…』


な「大丈夫。相方の俺が保証する！」



私が渋っていると、
ガシッと肩を掴まれる。



な「前に進も？
Aは未だに時が止まってるよ。」


『………わかった。
ジェルくん家行ってくる！』


な「いってらっしゃい。」

返事→←新しい…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す