私、腹黒くんのお姉さんですっ!?【リクエスト大募集中!!】

即実行!!! ページ15

Aside



『私は……。』



まぁ、これ一択でしょ。



『ひとまず、謝りたいかな。

なんも事情知らないのにあんなこと言っても
中々ナゾでしかないしね。
しかも、急に飛び出しちゃったわけだし。』



苦笑しながらそう言うと、
２人はうんうんと頷く。



『んー、電話でいいかな？
直接言った方がいいんだろうけど
さすがに気まずいし……。』


な「えっ!?今するの!!?」


『あー、ダメ？
あんま長引かせたくなくてさ。』


る「そのかわり、ここでして？」


『えぇぇ……。』



電話の内容聞かれるの苦手なんだけどな…。



『わかったよ……。』



でも、出てくれるかな。

私、結構ヒドイことしたけど。


お、出てくれた!!



さ「…もしもし？」


『さとみくん、今大丈夫？
ちょっと謝りたくてさ。』



もう、ここまできたらやけくそだわ!!!



『さっきはごめんね？
ちょっとトラウマ持ってて、それ思い出しちゃったの。
さとみくんは何も悪くないから。』


さ「あ、それはごめん。」


『いやいや。
話てなかった私も私だし。
全然気にしないで。

じゃ、それだけ。
また改めて、友達として(・・・・・)よろしくね！』



それだけ言って、一方的に電話を切った。


告白の返事もらえないのって苦しいらしいからね。

こんな感じの返事になったけど大丈夫だったかな。



『はい、終わり！』



何故か拍手をする２人ｗ



な「Aは彼氏とか作らないの？」


『んー、ムリかな。

だって、忘れられないんだもん。』



胸がキュッと締め付けられる。



『忘れなきゃって。
切り替えなきゃってのはわかってんだけどね…。

もう７年も会ってないのに。』


な「未練タラッタラじゃんｗ」


『そーなんだよねｗｗ』


な「じゃあさ！彼氏作ろ!!」


る「『え!?』」


な「新しい彼氏できれば忘れられるかもじゃん？」


『今１人振ったばっかりだけどね!?』


な「またすぐ告られるって〜！
Aモテるんだから!!」


『でもさ、それ相手に失礼じゃない？
私が元カレ忘れるために利用するって訳でしょ？』


な「じゃあ、そこは最初に話せばいいよ。」


『簡単に言うねぇ。』


な「だって多分、さとみくんはそれでも
付き合いたいってなお思っただろうし。

あまり中途半端な気持ちで告白とかしないでしょ？」


『いやまぁ、そうかもしれないけどさ…。』


な「いつでも相談は乗るから！」



私のためを思って言ってるんだよね。



『…わかった。』

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