最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ26)

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19、A組vsB組ページ26

ブラドキング先生を筆頭に

A組の輪の中に突撃する。

物間は相変わらずA組に喧嘩(？)を売っていたが

変わらずスルーされていた。

C組ヒーロー科希望の心操人使くんを率いてイレイザーはやってきた。

九州脳無事件の事もあり顔を合わせるのは個人的に気まずかったが

普通科でヒーロー科希望がとにかく気になる。

何故か物間は心操くんを気に入っているようだった。

A組20人、B組21人、心操人使くん1人。

心操くんには場数を踏ませたいとの事で

心操くんをA・B組に1度ずつ組み込み

A組で2回出る人を1人だけ選出してもらう。

チームも対戦相手もくじ引きなのでかなり戦慄したが

私は骨抜くん・鉄哲くん・回原くん・ポニーちゃんと組み

焦凍・爆豪(2回)・飯田くん・障子くん・尾白くんと戦う。

爆豪『あァ！？轟？』

「正直、爆豪くんが1番厄介だと思ってる。」

爆豪『俺はいつだって1番厄介だよ！』

「焦凍の氷は秒で溶かすから敵じゃないと思ってる。」

焦凍『そうか。』

骨抜『轟、喋ってないで作戦会議するゾ。』

骨抜くんは私にはないプラン作成の能力がある。

何も考えず突っ走ってしまう私と鉄哲くんにとって

骨抜くんの存在はかなり大きいだろう。

骨抜くんの作戦を聞いても鉄哲くんは理解してるのか否か

正面突破しようとしている。

「は！？何してんの！？さっきの聞いてた！？」

骨抜『まあ、いいんじゃない？』

ポニーちゃんが英語を話しちゃったおかげで

骨抜くんも英語を話し始めてよく分からない状況になってしまったが

焦凍の氷が見えた瞬間、溶かして

骨抜くんが柔らかくしてくれた地面に溜め込む。

焦凍をどうにかしようと鉄哲くんの後に継ぎ走り出すと、

爆豪が私を上空へ連れ出す。

「は！？何してくれんの！今から感動の双子対決だったのに！」

爆豪『テメェの能力はこっちには相性悪すぎた。』

骨抜くんの言っていた、飯田くんのエンジンを焼き

使い物にならなくさせる作戦の事なのか

爆豪は私を牢にぶち込むらしい。

「上空から突き落とされる覚悟は出来てるの？」

爆豪の手元を炎で焼き2人で落下する。

もちろん落下するのは骨抜くんの所へ。

骨抜くんは地面を柔らかくしてくれていたので

無傷のまま地に戻ってくる事が出来た。

「助かった！」

骨抜『ちゃんと帰ってきてくれて助かる。』

鉄哲くんの作ってくれた道を急ぐ。