最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ3)

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2、体力測定ページ3

入学直後、全員の最初の実力を知るべく

体力測定が行われるらしい。

最初にグラウンドをA組が使っているのでB組は

体育館で出来る測定をするらしい。

拳藤『Aちゃん私達で組もう！』

物間『僕の本気を見て…』

物間が話し始めたのを無視して一佳ちゃんと測定し始める。

拳藤『まず握力から測ろうか！』

握力、長座体前屈、反復横跳びが終わった所でA組と交代。

グラウンドへ向かう途中A組とすれ違う。

「上手くやれてる？」

友達があまり居ない焦凍を気遣い声を掛けるが無視される。

「なんなのアイツ！！」

物間に八つ当たりしようとしたら、A組にも私同様

怒っている人が居た。気まずくて大人しくする。

拳藤『Aちゃん、弟と仲悪いの？』

「そんな事ないはずなんだけどねー。」

グラウンド競技も難なくこなし、教室へ戻る。

「物間、ほんと良いとこ取りだよな。」

拳藤『握力は私、ボール投げは回原、調子悪くなったらAちゃんに治癒してもらう。羨ましいよ！』

物間『まさか自分の事は治癒出来ないのは計算外だったよ。』

黒色『まさにジョジョのクレイジーダイヤモンドだよな』

「ドラドラドラドラ！！」

物間『うわ！叩くなよ！』

物間を中心として、B組も全体的に仲良くなっている。

ブラドキング『みんな静かに席つけよー』

先生の声でみんな席に着く。

ブラドキング『みんな知っての通りオールマイト先生の授業を今後受けることになる。みんなこの体力測定の結果を元に誰との相性が良いか悪いか見極めて自分の得意を伸ばし不得意を補えるようにしとけよー！』

体力測定の結果が良くなかったのか、

ブラドキング先生は少し不機嫌に見える。

拳藤『先生ちょっと不機嫌だね。』

「そうだね。A組の事も敵対視してるように見えるし。」

拳藤『AちゃんはA組に弟くんが居るから敵対視されるのは辛いよね。』

物間『僕はA組は敵じゃないと思ってるよ。僕らB組がナンバーワンなんだ。』

「いい事言うじゃん！じゃあ、また明日ね！」

廊下を歩く焦凍が見えたので走って追いかける。

絶対ナンバーワンになろうね、B組。