最高傑作の片割れは奇才へと変わった (ページ19)

今日:3 hit、昨日:59 hit、合計:50,669 hit

↓ ページ19

息が止まったらヤバい。

そう思い自分の重症覚悟で首に向かって炎を向け

しにかけたが脱出する事が出来た。

首元の大火傷のおかげで動くことは出来ない。

だが焦凍が私の肩を抱き無理矢理立たせ

ヴィランから遠ざけてくれた。

草陰から青山の個性のおかげで常闇の救出は成功。

爆豪はヴィランと共に消息不明となってしまった。

物間『A！！』

首の火傷のせいで声が出ない。物間は即座に私の個性をコピーし

治癒してくれた。

物間『なんで君は自分の首に、』

その場に居合わせた誰かから私が首を掴まれた事を聞いたのか

それ以上は深く攻めて来なかった。

物間のおかげで私は完治。

私が蘇った事で全員の治癒は成功した。

爆豪とラグドールは依然行方不明だ。

その後林間合宿は切り上げ。

私達も家から出るなと釘を刺された。

エンデヴァー『そうか、Aが。』

「焦凍のおかげで命拾いした。」

焦凍『Aが自力で脱出してくれなかったら出来なかった事だ。』

もちろん家族に全てを告げ、私も焦凍も

目の前で爆豪が拐われたのに何も出来なかった自分に嫌気がさした。

その夜、焦凍は家に居なかった。

焦凍は勝手に爆豪救出に向かい、しっかり爆豪を回収して来た。

帰宅後父に引くほど怒られていた。

「焦凍、なんで私を誘ってくれなかったの？」

焦凍『ダメな事なんだ。お前をこの道に進めたくなかった。』

「お父さんは、焦凍の方が変な道に進んで欲しくないと思ってるよ。」

「もちろん、どっちも道から外れないのがベストなんだけど。」

焦凍含め爆豪救出に向かったA組の4人はこっぴどく怒られていた。

爆豪はみんなから心配されていた。

B組もB組なりに他人を思いやれるような人達になった。

物間『A！君は炎は使わなくていい！治癒だけにしておいてくれ！』

「えーそしたらヒーローになれないじゃん。」

物間『火傷は怖いんだ！！！！』

物間はB組にかなり過保護になっていた。