ふたつでひとつ ページ42
朝食を食べた為かまだお腹減らないという
Aに合わせて水族館の後に昼食を。
そんなこんなで片道2時間、お目当ての水族館に着いたわけだが。
水族館が近づいてくる度に顔色が悪くなるA。
とうとう到着した水族館の駐車場では泣き出しそうだ。
諸「やめとくか?」
「やっ、それは…」
諸「無理は良くないと言っただろ、昨日も
それに、明るい場所だけ回るという選択肢もあるだろう?
だからそんなに怖がるな、無理なら行かなければいいだけだ。
最初から行こうとするからそうなる。」
「…ん。ごめんなさい」
もう大丈夫そう、と助手席のドアを開けたAに続いて俺も車をおりる。
平日といえどもカップルには人気なデートスポット。
そこそこに人はいる。幸せそうなカップルだらけの中で暗い顔のAは少し浮いている。
俺がさらって連れてきたみたいになっているような。
諸「楽しもうな、大丈夫だから」
「うん!」
チケットを買って水族館の中へ入れば
メインとなる水槽たちは二階にあるらしい。
一階は土産コーナーとショーのためのステージ。
それから外に設置された触れ合いコーナーのみ。
それならば、と、土産コーナーを物色することにした。
諸「なぁこれ、ハギ。萩原にやろう」
「ちょっと不細工だけど可愛い」
諸「マリモ…」
「マリモヘッド…」
諸「松田だな。」
そう言って手に取ったのはハギの人形と
生きてるマリモ。陣平怒りそうと呟きながらも反対はしないのだからAも共犯だなと笑えばホントだ、と言う。
第一マリモヘッドって言い出したのはAだろと言えば最初に言ったのは警察学校時代のゼロだと言う。
諸「そんなのよく覚えてたな」
「んー、なんか、子供っぽすぎて」
あと悪口のレベルの低さが忘れられないと
笑ったAに、そんなこともあったなと思い返す。
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Hrry(プロフ) - ほのかさん» 幸せにします!絶対!ありがとうございます!! (2019年10月19日 19時) (レス) id: 94eb334c47 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - 夢主さん、頑張って!胸がギュってなるぅ・・・。凄く切なくなるけど、幸せなラストを待ってます!Hrryさん、頑張ってください! (2019年10月16日 22時) (レス) id: 949a14dbde (このIDを非表示/違反報告)
Hrry(プロフ) - 頑張ります!!今から分岐に向けてラストスパートです!!! (2019年10月16日 17時) (レス) id: 94eb334c47 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 続編来ましたね!!Hrryさんの小説、大好きです!此れからも楽しみにしてます!無理しない程度で頑張って下さいね♪v(*'-^*)^☆ (2019年10月13日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hrry | 作成日時:2019年10月13日 15時