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The PAST2 SM ~BoA~ ページ10

それでオッパに初のYG事務所に連れて行ってもらって、新しいことや面白いことをたくさん学んだ。

オッパの言っていた通り、作詞作曲だけじゃなく、ラップのフロウやライムの作り方、それからSMとは体の動かし方の違うHIPHOP要素のあるダンスに至るまで私の中にあった「音楽」がもっともっと広がる経験をした。

ジヨンオッパによる熱血作曲作り講座！とか、タプオッパも混ざってレッツラップ講座！、テヤンオッパとのノリを見せろダンス講座！とか、なぜかそこに追加されたテソン氏とスンちゃんの日本語講座とか、

所々変なのも含んでるけど、とりあえずジヨンオッパが一番厳しくて、毎回スンちゃんに愚痴を言ってスンちゃんがジヨンオッパに素直にチクって、CLオンニに泣きつきに行くっていうカオスだった。

あ、違う、ケイオス☆

スンちゃん許さない☆

で、まあ予想通り、片足から両足をというか、全身で音楽という魅力につっこんでしまった訳で、

ボアオンニには「SMに行ってきます。」ってウソまでついて深夜まで、時には帰らずにYGにこもってた。

だって作曲用の機械がたくさんあるんだもの。

あ、もちろんSMにも行ってたよ？でもやっぱり頻度とか、群舞練習があるわけで、結構すぐにバレた。

初めて1～2ヶ月でバレた。オンニすごいね。やっぱ女のかｎ、、、

BA「やー、A聞いてるの？なんでそんなことしてたの？！
　練習に飽きたの？ナメるのも大概にしなさい！」

「舐めてなんかいないよ、どっちかって言うとその真逆。

今あるSMの女子練習生としての音楽よりもっと広い音楽に出会ったの！
ああ、私は音楽がほんとに好きなんだって思えるような経験をしてたの！

何が悪いの？」

BA「、、、あなた結局どうしたいのかしら？引きこもって音楽作りたいの？」

「、、、違う、私は、“私の好きな”音楽がしたい。自分で音にのせたいの。自分を魅せたい。」

BA「はあ。なんとなくAにはそっちの方が合ってるって思ってたんだけど、何しろ若かったし、まあまだ若いけれど、んー、時宜なのかしら、、」

えっと？なんて言ってるオンニ？なんかブツブツしてる、、え？

BA「分かったわ。」

「、、、？オンニ、、？」

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