83*スイッチ ページ34
影山飛雄side
いい匂いがする→腹が減る→触りてぇ→食いてぇ
Aにくっつくとそんな事ばかり考えてしまう。
欲求不満か…
…及川さんもよく欲求不満って騒いでたな。
触ってしまえば、柔けぇとかあったけぇとか
噛みてぇけど…痛くはしたく無い。
苦しそうな顔も泣きそうな顔も、赤くした顔ももっと見てみてぇとか、もっと声が聞きてぇとか…
こんな顔も姿も俺にしか見せねぇって思うと気持ちが抑えられなくなるのは興奮してんのか…
Aは俺のだって実感した。
普通に会いてぇ、側にいてほしい、顔見てぇ可愛いも思うし、やりてぇはやりてぇけどそれだけでも無い。
｢…足りねぇ…｣
｢え？影山まだサーブ打ちたりないのか？｣
｢はい、あ、いいえ。
いや、いくらでも練習はしたいスけど。｣
｢どっちだよ。｣
菅原さんが笑ってるけど、今は部活中だ。
連休が終わりインハイ予選も目前で、なに浮ついた事考えてんだよ…
｢なんか今日小難しい顔してんなー。
サーブは相変わらず速いしいい感じだぞ？｣
｢アザッス！｣
部員から信頼される菅原さんを俺は尊敬している。
菅原さんがコートに入ると空気が変わる。
…今の俺じゃまだ出きねぇ事をするからすげー。
｢どうせAと仲直りして余裕できたから
やらしい事でも考えてるデショ。｣
｢なっ?!月島テメェ！｣
｢何ムキになってるの？｣
｢なってねぇーし！｣
*
｢飛雄〜！」
帰りの時間が合い、駅から一緒に帰ることが出来た。
手を振って近づいてくる姿が可愛く見える。
｢…なんか変な顔…？悩み？｣
｢悩みじゃねぇけど、Aのこと考えちまって…部活に集中出来無い瞬間が、あった。｣
｢あー…昨日の今日だから仕方ないのかな？｣
ベージュの髪が俺を見上げるのと一緒に揺れる。
いつも結んでるのに珍しく何もしてねぇな。
｢でもさ…今は目の前のインハイじゃない？
青城はね及川さん中心にまとまった良いチームなの。｣
｢…及川さん…｣
｢申し訳ないけどうちと当たる時は飛雄の応援出来無い。
勿論応援はしてるけど、先輩達には負けてほしくないの。｣
Aはすっかり青城の一員になっている。
チームを応援している。
学校離れちまったから仕方ない、のか…
Aとバレーは切り離すって約束してたな。
｢…そうだな。
大好きなバレーしてんだから集中しねぇとな。
A、俺達も負けねぇ。｣
｢おう！望むところだよ。｣
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lll - なんでセリフの、『うちのマネージャー』とかってセリフの『うち』を『家』にするんですか。 (2020年1月13日 0時) (
レス) id: a71a6c5cea (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ふぃるさん» こんにちは。コメントありがとうございます！更新遅くてごめんなさい!!頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年11月22日 7時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃる(プロフ) - とても面白いです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年11月21日 18時) (レス) id: 18bc544e11 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - LaLaさん» 初めまして!コメありがとうございます。ハイキュー初で更新緊張してますが頑張ります！ (2019年10月18日 21時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - めっちゃめちゃこの話いいです！更新頑張ってください！ (2019年10月18日 7時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2019年10月17日 0時
