73*ファーストフード店にて ページ24
Aside
部活終わりの昼下がり、金田一と国見と3人でファーストフード店に来ていた。
事の発端は昨夜、金田一から宿題が終わらないから助けてほしいとの連絡から。
今の様子だとほとんど宿題終わってないのだろう…早く帰って今は飛雄と顔合わせたく無いからちょうどいい。
｢クラス違うし、丸写しでもバレないんじゃない？｣
｢いや、それはそれでAに悪い。｣
二人の会話を見て金田一って真面目なのか不真面目なのか…
私は気にせずハンバーガーを食べている。
散々横からイジられたせいで金田一は窓際のカウンター席に行ってしまう。
｢あーあ。
国見は宿題終わったの？
キャラメルシェイク一口ちょうだい。｣
差し出されたシェイクはとても甘い。すごく甘い…キャラメルが強い。
｢A、今日すごいブスだね。｣
｢…ケンカ売ってるよね？｣
｢チョコシェイク飲みたい。｣
イラァっとしつつシェイクを渡す。
今更だし私も気にしないけど間接キスだな…って気だるそうな顔の国見を眺めた。
｢…ケンカした。｣
｢ふーん。別れたら？｣
｢…それは、イヤだよ…｣
涙腺が緩むのを感じる。
泣きそうな顔なんて見せたくないから下を向いた。
泣く行為は相手からすると面倒臭いって私は思うから。
｢原因は？｣
｢…音駒の黒尾さんに告白されて2番目でもいいって言われた話したら怒ってた。
…言う必要無いとも思ってたけど色々ありつつ聞かれて…｣
｢言わなければ良かったのに。｣
｢…わかってる。
…聞かれたし、飛雄に隠し事したくなくて…
そしたら好きになったのか？2番目の男もほしいのか。って…
あと知らない男と会う約束を見たとか言ってた。｣
｢A浮気してんの？｣
知ってるくせにわざとらしく行ってくるから国見のポテトを奪って食べる。
浮気なんてしないし。
｢…Aの2番目って俺だよね？
音駒の主将分かってないじゃん。｣
｢ん？｣
｢影山が1番なのは分かる。
考えてみなよ、影山の次に気心も知ってて、隠し事もしないのって俺でしょ｣
１番は言わずもがな飛雄。そこは譲らないし譲れない。
2番…アキちゃんが浮かんだけど意味的には違う。
国見は何でも言いあえるし、男子では１番仲が良い。一緒にいて楽。
｢…まぁ、そうなのかな？｣
｢そうだよ。｣
テーブルに伏した国見が上目遣いでこちらを見てる。
よく分からないまま2番目の男に国見が就任した。
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lll - なんでセリフの、『うちのマネージャー』とかってセリフの『うち』を『家』にするんですか。 (2020年1月13日 0時) (
レス) id: a71a6c5cea (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ふぃるさん» こんにちは。コメントありがとうございます！更新遅くてごめんなさい!!頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年11月22日 7時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃる(プロフ) - とても面白いです！更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年11月21日 18時) (レス) id: 18bc544e11 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - LaLaさん» 初めまして!コメありがとうございます。ハイキュー初で更新緊張してますが頑張ります！ (2019年10月18日 21時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - めっちゃめちゃこの話いいです！更新頑張ってください！ (2019年10月18日 7時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2019年10月17日 0時
