27*事実と発覚 ページ28
影山飛雄side
青葉城西に勝った。
もし及川さんが１セット目から出ていたら分からなかった。
もっともっと力を付けて、次も俺達が勝つ。
Aがマネージャーになっていたのは驚いたが、マネージャーでもバレーに関わっているって事は本当にキライになった訳じゃないんだよな。
｢なー影山、白雪さんってお前と同じ学校だったんだろ？
じゃあ１年？｣
｢1年。｣
｢大人っぽいから先輩かと思った。
青城の彼女って白雪さんだろ？｣
いつもうるせぇくせに声のボリューム下げて聞いて来るし、アホみたいな顔でこっちを見ているのがなんか腹立って頭をぎしぎしと掴んでいた。
｢優男の及川は不愉快だったが、青城ガールは可愛い子だったよな。
月島のはとこなんだろ？｣
｢月島のはとこ?!
言われて見れば頭の色似てんな！｣
田中さんと日向の会話に、少し離れた場所にいた月島を見た。
Aの方が少し暗いが似た頭の色。
それに目の色と、ベージュのまつ毛…
｢オイ…｣
｢なに。｣
｢…本当にはとこ、なのか？｣
｢それって王様に関係あること？
もしかしてAの事気になってるとか？｣
｢…てめぇに関係ねぇだろ。｣
｢色似てるけど月島と違って性格良さそうだよね。
ニコニコしてたし、なんかいい匂いした。｣
｢中学ではバレーしていたらしいよ。｣
日向と山口の会話に清水先輩と菅原さんも混ざっていて、俺は月島と睨み合うのをやめた。
Aと月島がはとこ…なんか、すげーいやだな。
｢Aちゃん、マネージャーならうちに来てほしかった…｣
｢去年も今年もマネージャー志望の子入らなかったもんな。
連絡先交換したんだべ？｣
｢うん。
同じ立場の女の子に声かけてもらえて嬉しかった。｣
｢潔子さんの笑った顔っ…！
青城ガールに感謝!!｣
話の中心がAになっていた。
Aが褒められることは聞いていて俺も嬉しい。
今日はもう時間的に合うのは無理、か。
｢10代から眉間にシワ寄せてると治らなくなんぞ！
白雪さんと居たときみたいな顔してろよ｣
｢Aいねぇのにする意味あんのか？｣
｢ちょっと…まさかとは思うけど王様の彼女がAだなんて言わないでよ？｣
「俺が付き合ってんのはAだ。文句あんのか？｣
｢いやいや、文句しかないんですけど？｣
｢ア"ァ？｣
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猫 - 影山甘い感じで可愛い！ (2022年3月29日 20時) (
レス) @page3 id: 79f191be12 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳パン - 飛雄ちゃん可愛いです。及川さん・・・ちょっと悲しいポジションですね。 (2020年3月26日 15時) (レス) id: a04b03fa67 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - (名前)さん» 初めまして！コメントもらえて凄く嬉しいです♪甘々の影山君をもっと書けるように頑張ります！ (2019年10月2日 14時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！甘々の影山最高です。更新待ってます！ (2019年10月2日 12時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2019年9月27日 19時
