Travel.70 ※ヤンデレシーン注意! ページ34
うら「あいつ……」
目を見開いたうらたに俺は笑った。
莉犬「……96猫さんからだよ」
うら「……やられた。俺がこうなるの解ってたんだろうな……」
自虐気味に笑ったうらたの胸に頭を置いた。
莉犬「……好き」
うら「?!」
莉犬「俺はうらただけが好き」
うら「………」
莉犬「他の人なんてどうでもいい。1番はうらただよ」
うら「…俺も、1番は莉犬」
うらたはそう言って優しく抱き締めてくれた。
うら「だけど、他の男と仲良くしないで。……俺から離れないで。そんな事されたら俺さ」
__頭、可笑しくなるから
怪しく言ったうらたにゾクゾクした。
莉犬「解ってるよ。俺もうらたの事好きだし……うらたが傍にいないなんて信じらんない」
そう言って抱き締め返すと、
うら「今の……凄いゾクゾクした」
莉犬「!」
そう言われて嬉しくなった。
莉犬「俺もゾクゾクした……」
うら「……莉犬。今日は船に帰らなくていいよ。どっか泊まって早朝に戻ろう」
莉犬「うん……」
うら「……出来れば、俺だけの莉犬が見られる場所な……?」
何でだろう。さっきからずっとゾクゾクしてる。
莉犬「う、らた……」
もっと、もっとゾクゾクしたい……
莉犬「今だけ……お願い」
彼に甘えたい。もっと彼に溺れたい。
__もっと、俺だけに病んでよ。
うら「……!」
目を見開いたうらた。でもその次の瞬間、彼の瞳から光が失われた。
うら「……へぇ…」
そのまま怪しく笑って、
ドンッ
と、地面に押し倒される。
うら「そんな事言っちゃっていいんだ?止めるなら今の内だよ?」
耳元で言われてゾクゾクした。
莉犬「……どんなうらたも好き」
俺が笑ってそう言うと、首元に噛み付かれた。
莉犬「いっ……!」
少し顔を歪めると、そんな俺を見てうらたは笑った。
うら「可愛い……」
頭を撫でられて、俺はうらたに手を伸ばす。
そして近づけると服を退けて肩に甘噛みした。
うら「っ……それ好きだわ」
痛そうに、でも嬉しそうに言ううらたに強く歯を食い込ませると、苦しそうな声を上げる。
__かっこいい
その声がもっと聞きたくて少し顔を離すと、勢いよく噛み付く。
うら「いった……!」
血が出てくるのを見て、それを舐める。
うら「ほんとに犬だな、お前………」
莉犬「ん……」
うら「じゃあ、今度は俺の番な…?」
怪しく笑ううらたを見て、凄くゾクゾクした__
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つぎつぐ(プロフ) - NANAさん» よくわけわかんなくなってバカみたいな顔して硬直してます…← (2018年8月20日 20時) (レス) id: 20b40add25 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - つぎつぐさん» ただあれ間奏の時にリズムとテンポがズレやすいですよね……(苦笑)(頑張って親友に仕掛けますwww) (2018年8月13日 20時) (レス) id: a68c506ccf (このIDを非表示/違反報告)
つぎつぐ(プロフ) - NANAさん» 猫ふんじゃったは独学で気合で覚えました!!w(頑張ってください!!←) (2018年8月13日 13時) (レス) id: 20b40add25 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 緒音*おのんさん» 猫ふんじゃった弾けるだけ凄いです。最初弾けなかったので……(確かに!よっしゃやったろっ←) (2018年8月12日 12時) (レス) id: a68c506ccf (このIDを非表示/違反報告)
緒音*おのん(プロフ) - NANAさん» サックスもですか!楽器ができるのってものすごくうらやましいです...!わたしなんかピアノで猫ふんじゃったが弾けるくらいですよww(コーラっぽくしたらできそうですね!!←) (2018年8月12日 11時) (レス) id: 1a98ce6b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NANA | 作者ホームページ:
作成日時:2018年3月5日 9時