皆、懐かしい:28話 ページ33
坂田「でもまさか真奈だったとはなー」
うらさんあんだけAAーって言ってたのに、と坂田が言うとうらたはうるせぇ、とだけ言った。
坂田「……………」ニヤッ
一瞬坂田がにやりとしたのは、私だけしか気付いていなかったのかもしれない。
うら「ま、今は真奈の事で頭いっぱい。あんま他の女は興味無いな」
坂田「それ、Aの時も同じ事言ってたじゃんw」
うら「…まぁ、な」
『………うらた、下行かないの?』
うら「ん、行くか」
坂田「俺も行くー!」
坂田も一緒にセンラさんとA先輩の階に行く。
うら「坂田」
坂田「ん?ってうわっ?!」
うらたは坂田を部屋に押し入れると、うらたはそっと私の頭を撫でた。
うら「………ごめんな」
『先輩の事?……別にいいよ。気にしないで?』
私は笑みを浮かべてうらたに言うと、うらたは悲しそうな目で俺を見た。
うら「……本心は、違うんだろ?」
『………そりゃあ、嫉妬してないと言えば嘘になるけど……』
うら「じゃあ、これだけ」
チュッ
うらたはそっと私にキスを送ると、静かに部屋の中に入った。
『………不意打ち……///』
まさか今ここでされるとは思ってなかった。
『……早く行こ……』
私は部屋のドアを開けた。
セン「…………え」
うら「だーかーらーっ、今年も真奈!2年連続!」
A「……でも中3じゃないと………」
うら「知ってる、だけどAなんて特に真奈と会いたがってたろ?」
A「確かにそうだけど……」
うら「別にいいだろ?……一応久音にも許可は貰ってるし」
A「お婆ちゃんに?!」
坂田「で、お2人さん気付いてあげなよ。ほれ」
坂田が私を指さすと、私はあはは……と笑った。
「「………あ、ごめん」」
『いえいえ大丈夫ですよ。忘れられる事なんてもう慣れてますから(黒笑)』
A「……う、うん」
セン「(あ、この子絶対怒らせちゃいけない子や)」
『………ていうか、1人いませんよね……?』
不思議に思って辺りをキョロキョロすると、急にドアが開いて一斉に視線がそっちに行った。
志麻「……え、何で皆して俺の方見るん?てか妙に見覚えのある人がいる気がする」
うら「お前の話してたからだよ。あと見覚えのある人は真奈だ」
志麻「………真奈ちゃん?!生脚の子!」
うら「………まーしぃ?(威圧)」
志麻「はい、すみませんでした」
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NANA(プロフ) - 千坂@センラーさん» 神様ではないですがありがとうございます! (2018年8月11日 15時) (レス) id: a68c506ccf (このIDを非表示/違反報告)
千坂@センラー(プロフ) - とっても面白かったです!NANAさんはやっぱり神様なのか!?これからも頑張ってください!! (2018年8月11日 13時) (レス) id: e4c0b2a914 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ぴぁさん» ?!??!コメントありがとうございます!見てくれたんですね……!Twitterやってます!@nakorin_rmpmです!これからも頑張ります!お互い頑張りましょう! (2018年8月10日 14時) (レス) id: a68c506ccf (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - 今更ですがこの作品も全部見ました!やっぱりNANAさんの作るお話凄く好きです…Twitterとかやってますか?やってましたらフォローしたいです!これからも頑張ってください(´ω`) (2018年8月10日 13時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 光希さん» コメントありがとうございます!今は志麻さんオチの小説書いております!頑張ります!ありがとうございます! (2018年3月18日 19時) (レス) id: 7591bab34b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NANA | 作者ホームページ:
作成日時:2017年11月24日 9時