【ヒプノシスマイク】彼の対処法8

キャラの手料理を食べたいと夢主ちゃんに言われたら【リクエスト】 ページ17

【波羅夷空却】

「拙僧の飯が食いてぇだ？」

俺が料理作れると思ってんのかよ！？となぜか胸ぐらを掴まれます。

「そういや拙僧･･･お前の料理、食ったことねぇわ･･･」

ここでなにかを閃いたのか「交換条件と行こうや」と夢主ちゃんも料理を作るハメに。

彼は夢主ちゃんの隣で口笛を吹きながら料理を始めました。

しばらくして2人とも出来上がるのですが、

「は？お前も唐揚げかよ」

どちらも同じメニューを作っていたのです。

「拙僧は自分が好きなもんぐらいしか作れねぇ。････って、お前。拙僧がこれ好きだから作ってくれたのか？」

それが分かって蒸発してしまう彼。

「ばっ、ばっきゃやろうッ！！///」

のちほど真っ赤な頬の彼と2人で美味しくいただきました。



【四十物十四】

「え？自分？」

夢主ちゃんにお願いされて嬉しそうに体を揺らす彼ですが、

「(じ、自分、何も作れないっす)」

気づいてだんだんと顔が青くなっていきます。

「(と、とにかくやるしかないっす！！)」

そして作ってみせたのはナポリタンらしきものでした。

彼からは無理に食べなくていいっす、と言われましたが夢主ちゃんはパクッといっちゃいます。

「お、おいしい？ う、嘘っす！ナミちゃん優しいからそう言うだけで･･･」

彼の両手をぎゅっと握り、"十四くんが頑張って作ったものだもん。おいしいに決まってるでしょ"と言いました。

あ、十四くん、ジーンときちゃってます。

「わぁーい！やったっす！！」



【天国獄】

獄さんの手料理が食べたい！とお願いする夢主ちゃんに

「まあ、いいぜ」

とすんなり承諾しました。

「その代わり、ナミが好きなもん作ってやるから教えろよ」

好物はあまり口を割らない夢主ちゃんでしたが、どうしても食べたいため伝えました。

「ふっ、そんなのがいいのか？いくらでも作ってやるよ」

彼は鼻唄を歌いながらキッチンで作業を始めます。

「(ナミのやつ、あんなウキウキして待ってるとは･･･)」

時々、リビングで待っている夢主ちゃんを覗いたりして。

「ほら、出来たぞ」

獄さんのお料理はとっておきのスパイスが入っているのか、星がついたどのレストランよりも美味しかったです。

「お前が美味しそうに食ってくれるから作ったかいがあったぜ」



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