【ヒプノシスマイク】彼か貴女の対処法12

【零さんの監視役時代】 ページ3

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それから私は一切彼とは話さなかった。彼は最初、たくさん話し掛けてくれたが、次第に話すことがなくなったのか話し掛けてこなくなった。しばらくは私も楽に監視役の仕事ができていたが……





『え……？4ディビジョンの監視ですか？』


無花果「ああ。天谷奴の監視はしばらくしなくていい。他に任せる。お前は新しく結成されたこの4ディビジョンの監視を頼む」





無花果様に渡された資料には



・Buster Bros!!!


・MAD TRIGGER CREW


・Fling Posse


・麻天狼




4つのディビジョンのことと、12人の顔写真があった。
そこには知っているピンク色の髪の子も……


あと、それぞれのリーダーも……見覚えがある。


なるほど、事業拡大の作戦が進んでいるってことか………






『しかし、私がすべてを監視するには手が足りません』


無花果「ああ、それは分かっている」






無花果様はもうひとつ私に資料をくださった。
そこには日にちごとにディビジョンの名前が書かれている。それはまるでカレンダーにスージュールを書いたようなものだった。





無花果「この通りに監視すれば問題ないだろう。怪しまれないよう数名と関わりは持っておけ」


『しかし、それぞれに1人つけたほうが手っ取り早いのでは？』


無花果「いや、必要なのはコイツらが戦力を見極める力だ。お前の観察力は他とは違う」


『………………』


無花果「お前は大事な私たちの宝だ。やってくれるな？」


『もちろんです……』





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