1話 ページ2
昼。
私は友人とカフェに行く約束をしていた。
今日誘ってくれたのは幼なじみで親友の佐藤麻衣。
小学生の頃から友達で、いつも私を笑わせてくれる。
だけど最近麻衣の様子がおかしい。
心あたりがあるとすれば、あの事故。
麻衣と外で歩いていた時の事だ。
どこかの眼鏡の小学生が蹴ったサッカーボールが麻衣の頭に直撃し、軽いけがをしたと思ったらはっきりと麻衣はこう言った。
「は??トリップ??」
こっちが「は??」だよ。
何コイツ、頭おかしくなっちゃった??と思ったらそうでもなさそうだった。
いつも通りに学校通うしいつも通りに接してくれるし。
ただ一つだけ違ったのは...
「ほんとあむぴヤバい」
「あむあむ好き愛してる」
「ぴえ〜ん。あむぴに会いたいよー」
あむぴってなんだ。
このように、麻衣は一日百回くらいあむぴという言葉を発するようになった。
今日誘われた時も、
「あむぴのいる喫茶店だよ★」
と言われた。
不安しかねえ...
私は不安な気持ちをまぎらわす為に、待ち合わせ場所でスマホを取り出してツイッターを始めた。
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作者名:ことどり。 | 作成日時:2018年8月3日 12時