80話 ページ42
Noside〜
新八「!!あ、ちょっと何処いくんですか!?」
銀時「仕事〜お客さんの相手頼んだぞ」
新八「嘘つけェェ!自分だけ逃げるつもりだろ!」
そう言った時には銀時はもう出ていた
新八と神楽は顔を見合わせ
新八「苺牛乳でございます」
苺牛乳を出した。アレとは苺牛乳の事だったのだ
エリザベスはじっと苺牛乳を見た
次の瞬間、ポロリと涙を流したのだ
新八「泣いたァァ!ヤッタァァそんなに好きなの!?」
神楽「グッジョブアル新八良くやったネ!」
新八「……アレ?やったのかコレ」
Aside〜
……………、、、
鈍い光が僕を照らしていた
この光は自然の物ではないな、とそんな事を呑気に考えていた
此処は何処だ?僕は何故こんな所にいる?
そんな疑問が脳裏を横切る
寝ていたみたいだ。腰が痛い、ていうか体全体が痛い
起き上がろうと思い手足を動かした
ジァラ
金属の音がし、背筋が凍った。ヒュッと喉から音がした
何度も聞いた、音
足と手を見ると
僕の身体に壁へと繋がる手枷と足枷があった
見た瞬間あの時の声が、光景が蘇った
あ…あぁ……ごめんなさい。ぼくが悪いんだごめんなさい。だから、殴らないで。蹴らないで。刺さないで。焼かないで。絞めないで。息が出来ない。ごめんなさい。ぼくを見て嗤わないで。ぼくを見ないで。ごめんなさい。ぼくを見て恐がらないで。ごめんなさい。死ねなくてごめんなさい。化物でごめんなさい。鬼で忌み子でごめんなさい
生きていてごめんなさい
痛い。身体が痛い。中も痛い
ギィィィと鉄の扉が開く音がした
あァまた来た。嫌だ
…此れはアイツ等が使っていたカタナ?
此れで普通は死ぬんだ。ぼくは無抵抗のままじゃない
此れでぼくが死なないために、ヒトに成れるようにコロサナイト
ぼくは近づいてきたヤツをカタナで斬った
此れでぼくもヒトに近づいたんだっ!
痛いよね?苦しいよね?やっぱりぼくはヒトに近づいたんだ
だってコイツぼくみたいだ
あァ、動かなくなった
近くにはコイツが持ってきた四角くて黒い物が落ちていた。指先でコロコロ転がしてみると音が鳴った
《__ジージジーどうした?……オイ返事をしろ。オイ!何かあっ》
バギッッ
ヒトの声がした。恐くなってカタナで刺すと音がしなくなった。死んだんだ、また一歩ヒトに近づいた
此処は可笑しい。鎖や鉄格子が新しい
いつの間に変えたんだろ?
しばらく経つとまたヒトが沢山来た
ざっと二十人位かな?
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月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります!こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね! (2019年6月20日 13時) (レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月光 | 作成日時:2019年6月11日 1時