番外篇~高杉晋助誕生日~ ページ41
ミニ番外篇です↓
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ある日の鬼兵隊
高杉side〜
食料や資材調達のために江戸にいた時だった
夜、月を眺めながら酒を飲んでいると
コンコンとノックをする音がした
万歳か武市あたりだろう。そう思い襖を見るが誰も居ない
不思議に思いながらも気にしないでいると、またトントンと音が聞こえた
音の方を向くと其れは窓の障子からだった
不審に思い横に置いてあった刀を持って音がした障子の方に行く
刀を構えたまま、勢い良く障子を開けた
其処には
A『お、やっと開けてくれた。全く…一回目で開けろよ』
真選組副長補佐兼零番隊隊長吉田Aがいた
真選組が鬼兵隊の船にだ
障子の縁にぶら下がっていたのだ
俺は見なかった事にして障子を閉めようとした
が、Aに止められた
A『オイ、何故見なかった事にして閉めようとするんだ』
高杉「真選組が其処にいたから」
A『今は公務外だから大丈夫、逮捕しない。其れより中に入れてくれないか？手が攣りそうなんだ。酒も持ってきたし、良いだろ？』
Aの手を良く見ると震えていた
高杉「……入れよ」
酒を持ってきてるし、俺を逮捕しないと言っていたから入れることにした。Aは変な嘘はつかないと知っているからだ
高杉「で、なんで急に来たんだ」
俺がそう言うとAは驚いた様に目を丸くした
A『お前其れ本気で言ってるのか？今日は何日だ？8月10日だぞ。僕の記憶によれば今日はお前の誕生日なんだけどな』
………、、、8月10日…本当だ
A『だから僕が酒を持って祝に来たんだ』
完全に忘れてた
高杉「……ありがとな」
俺を忘れないでくれて
俺がそう言うとAはﾌｯと笑った
A『どういたしまして。さァ飲もうか。ワインより日本酒の方が好みかと思って買ってきたんだからな。高いんだからな、味わって飲めよ』
高杉「そりゃあ楽しみだ」
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月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります！こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね！ (2019年6月20日 13時) (
レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月光 | 作成日時：2019年6月11日 1時
