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刀66 ページ20
人混みの先に、その人はいた
間延びした声と態度。
でも、血がついた刀と痛い痛い視線が恐怖を与えた
「ヤナギ、さん…」
審神者に嗤われる彼から寒い寒い雰囲気を感じた
鋭い鋭い棘を感じた
わたしが向けられてるわけでもないのに
痛くて痛くて苦しかった
うるさい男のひとを蹴り飛ばしたあと目線があった
何を言いたいのか。わからないヤナギさんか少しだけ怖い
彼が立ち去ったあと、わたしはその場には座り込んでしまった
切国「主…！」
五虎「あるじさま……！」
「っはぁ…はぁ……」
切国「大丈夫だ、主。
サクラたちのところに戻るぞ」
わたしは抱き抱えて、皆のもとに戻ると
皆は何事かと、大丈夫かと騒いだ
胸の不安と騒ぎは、いっこうに落ち着きはしなかった
.
お知らせ。
執行部ヤナギのお話を書いた
【はじめまして。執行部です】を是非興味があれば
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名：鬼灯 | 作成日時：2019年5月11日 13時
