検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:439 hit

0.4 ナイトの役目 ページ5

××××カラ松


「…っくそ!」

「あっれ〜?もう終わり?俺まだ元気有り余ってるよ?」

「…フッすまないな…俺は戦うために鍛えられてはないからな」


目の前の悪魔と戦って数時間
そろそろ身体も限界がきてる


どうにかしてコイツを止めないと
後で取り返しがつかないことになる


「いい加減王様とお妃様に会わせてよ」


「それは出来ない。なにせ俺はこの城の騎士(ナイト)だからな
 お二方をお守りするのがこの俺の存在理由(レゾンデートル)だ」


「(あばらイテェ)ふーん…それじゃあ勝手に会いに行くか…!」

「させるか…っ!」


悪魔の剣と俺の剣が混じり合う


相手も余裕そうに装う振ってるが
俺と同じく体力が減って動きが
少しだけ鈍ってきている


くっ…だがそろそろ限界だ
足や手が悲鳴を上げている


これじゃあいつにとどめをさせない
どうすればいいんだこの俺は…!


「そろそろ二人に会わせてよ〜」

「…っ」

「このままじゃお城もボロボロになっちゃうよ」

「すまないなっ…それは無理な相談だ…」


剣を地面に刺しなんとか立っていられる状態
だがここで諦めるわけにはいかないからな…!


「このカラ松。この剣に自分の大切な人は守り抜くと誓った」


「(そろそろあばら限界かも)」


「たとえこの身が朽ちようともお前をお二方に会わせる気はない」


「(あばら骨二本ぐらいやられたかな)」


「誓いを果たすためなら悪魔と死を共にするのも悪くない
 今からお前は我が剣が奏でる協奏曲(コンチェルト)に魅いられるがいい!」


そう言ったとたんに目の前の悪魔が
地面にパタンと倒れてしまった


「お、おい!どうした!」

「ワカンナイケド、アバラ折レタ」

「アバラ!?俺のスピリットが強すぎたのか!?」

「ボキィ))アァ…モ、モウヤメテ…オレノ負ケデイイラカラ」


ということは勝ったということか?

あまりにもあっさりしすぎて納得できないが
まあ良かったな


だがしかしあの赤き悪魔を倒すとは
さすが俺だな…


「勝利の女神が微笑んだ…か!」

「ア、マタ折レタ」

「それ以上止めたげてカラ松兄さん」

「トド松!」


全部見られていたのか?


「あとは僕がやっとくから」

「あぁすまないな…」

「いいよこれくらい。むしろこっちが気の毒だよ」

「?そうか、それじゃあ俺はお二方に報告してくるから」

「ハイハイ」

0.5 天使と悪魔→←0.3 名前



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , チョロ松
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カレー | 作成日時:2018年8月11日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。