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『今回は少し遠くから探る程度にしますかね？』
相澤「えぇ、危ういと感じたらすぐに引きましょう」
『了解です』
世間は休みという事もあり、街はいつもよりも人が多く溢れている。
『これだけいれば、だいぶ動きやすいですね』
相澤「あぁ、だけど油断しないでくださいよ」
『分かってますって』
2人は例のビルから、やや離れた広場にいた。
ハッキリとビルの様子が見えるわけではないが、探るには十分な距離だ。
広場内を歩いたり、ベンチに座ったりして、周りのカップルとやっている事は何ら変わらない。
『…一向に動きがないですね』
相澤「もしかしたら、今日は動きがないかもしれないな」
『どうなんですかね』
と、さり気なくビルの様子を見ながら、2人は広場内に留まっている。
A(イレイザーさんとの恋人ごっこもだいぶ慣れてきたな…。
公安に属さないで普通の人生を生きていれば、誰かとこうして平和な休日を過ごしていたのかしら…)
相澤と横並びにベンチに座り、広場の噴水を眺めながらAはボンヤリと考えていた。
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新世代のほうじ茶(プロフ) - 更新が遅れてしまいました…。完結までできております。順次アップを心掛けます。 (2022年3月2日 5時) (
レス) @page29 id: 9f1ceeba28 (このIDを非表示/違反報告)
新世代のほうじ茶(プロフ) - こちらからどうぞ！ (2022年2月18日 14時) (レス) id: 9f1ceeba28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新世代のほうじ茶 | 作成日時：2021年11月25日 19時
