【銀魂】赤い目の女剣士 (ページ40)

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6話ページ40

貴方side

貴方「誰、ですか？」

「そっか、君とは顔を合わせての面識が無かったね」

その人の見た目は少し小太りで、右頬にほくろがある。髪は少しボサついている。しかも、青の袴を着ている。こういうのは、きちんと見て覚えるようにって、山崎さんに教えて貰って良かった。

「そんなに見つめられると、恥ずかしいな」

貴方「・・・・・・」

この人、変な感じ。良く分かんないけど、あまり関わりたくないタイプだ言うことは分かる。

「僕は妖一。ずっと君の事を見守っていたんだ」

貴方「見守る？もしかして、いつも、付け回していたのは、貴方？」

妖一「付け回すなんてひどい言い方だな～。ただ、君が男だらけの場所で酷い目に遭わない様に見守っていたんだよ」

貴方「その必要はないと思う」

妖一「それが必要なの。現に君はずっと前に怪我をした後、そのまま車に監禁された禁された」

貴方(怪我をして車に監禁？それって、御用攻めの後に山崎さんに手当てをしてもらった後に土方さんに、危ないからここに居るように指示されたこと？)

妖一「その前なんか、男に変な事をされた後なのか、シャツ一枚で君は外に出て来て、その後に下を履いた後で男と一緒にいる」

貴方(あっ、いつも寝る時にシャツ一枚になっているから、それで何かされたのかと思われたのか。でも何をされたと思ったんだ？)

妖一「この前なんか、臭そうなゴリラと一緒にいる所を見た」←

貴方(・・・・・・・近藤さん、かな？)←

妖一「今日なんか、見張りとしてか、男二人と一緒にいる。あそこまで見たら、救わずにはいられないよ」

貴方「別に、あの人達に、酷い事はされていない」

妖一「あぁ～、君はそれを言わされるほどまで酷い目に遭わされているんだね。やっぱり、あの時助けていれば」

貴方「だから、違う」

妖一「でももう大丈夫だよ。ここにはあの男達は来ない。こんな場所、見つけられるものなら、見つけてみろって感じだよ」

貴方「・・・・・・ここは、何処なの？

妖一「ここは僕達の愛の巣だよ。僕達はこれからここで共に暮らすんだよ」

貴方「・・・・・どうしてここに縛るようなことをするの？」

妖一「だって君、隙あらばあの男達の元に行こうするだろう。あの男達からの洗脳が解けるまでの間だよ。それまでは辛いだろうけど、我慢してね」

洗脳？良く分かんないけど、この人が思っていることは絶対にされていない事は分かる。